9月22日、第68回San Poの会 の記録記事です。
今回集合したのは京王線府中駅、計12名と新記録だったのは、サントリー武蔵野工場の見学と試飲会が組み込まれていたからでしょうか(笑)
11時集合でしたが、京王線の事故のため、出発は20分ほど遅れました。

府中は、大和朝廷の中央集権国家体制のもとで武蔵国の国府が置かれていました。
府中駅の西側、京王線に交差して南北800m にわたる馬場大門ケヤキ並木が続き、その中に八幡太郎源義家の銅像があります。ハンサムですね(笑)
1062年、源頼義・義家父子は奥州安部一族の乱を平定した帰途に、ケヤキの苗一千本を寄進し、その後徳川家康らの寄進もあり、現在の並木につながっているとのこと。江戸初期の木も数本が残っているそうです。

旧甲州街道と府中街道の交差点に位置する江戸時代の高札場跡です。掟書、法度。犯罪人の罪状などを記した高札をここで掲示していました。府中の高札場は規模が大きく、都の旧跡に指定されているそうです。

大國魂神社です。国府が置かれるさらに500年前から、大國魂大神を武蔵国の守り神として祀っていたとされています。武蔵国の総社で六社(東照宮、住吉神社など)を合祀しており、特に格式の高い「東京五社」の一つとなっているそうです。境内地は、かつての武蔵国の国府跡で、境内地と市道を挟んで東側の市有地が「武蔵国府跡」として国の史跡に指定されているとのこと。
写真は随神門です。平成23年に大國魂神社御鎮座壱千九百年事業として改築されたそうです。向こうに見えているのは中雀門です。

拝殿です。

これは神楽殿です

こちらは鼓楼です。寺の鐘楼に対して、神社では太鼓を置くから「鼓楼」と呼ばれるそうです。

JRAの東京競馬場の正門です。日本ダービー(東京優駿)や、オークス(優駿牝馬)、天皇賞(秋)、ジャパンカップなどのレースが行われる主要競馬場です。
ぼくはいままでに大井の競馬場しか見たことがなく、規模の違いに驚いていたところ、メンバーの中に詳しい方がいて、「こちらは中央競馬会の競馬場、他方大井競馬は地方競馬のための競馬場だ」と教わりました。大井競馬場の管理者は東京都競馬株式会社ということのようです

22日は開催日ではありませんが、ウインズ・デーと言って場外馬券場としてオープンしており、無料で見学ができました。
オーロラビジョン等で中山競馬場、阪神競馬場のレースを見ることができます。
現在の競馬はオンライン、府中の東京競馬場へきて、阪神や中山のレースの馬券を買い、東京競馬場で楽しむということができるようです。
スタンドでおにぎりなどの昼食を食べながら、詳しい方に馬券の買い方のシステムを教えてもらいました。
現在ではすべてシステム化しており、人の手を通さずに馬券の購入、賭金の払い込み、配当の支払いが行われているということです。
上の写真は、より広い範囲が写っているリーダーのNさんの写真を借りました。

ロビーの様子など、ラグジャリーな雰囲気が漂っていました。

サントリー武蔵野工場です。
サントリー武蔵野ビール工場は、1963年にサントリー初のビール工場として開設されました。
「ザ・プレミアム・モルツ」の発祥の工場だそうで、現在の工場見学は「ザ・プレミアム・モルツ」講座とでもいうべきものになっています。
工程は素材選び、仕込み、発酵、貯酒、濾過、瓶詰めと続くそうですが、説明に一番力が入っていたのは天然水と麦、ホップ選びでした。水は地下深層水を汲み上げ、その質を落とさないよう、森林の保守など環境保全に力を入れていることを力説していました。森林の保有者と契約を結び、長期的な視点で天然水を確保できるようになっているようです。
講座では、「ザ・プレミアム・モルツ」の品質に懸ける技師の思いを特別映像で紹介するほか、今回新たに加わった「ダイヤモンド麦芽」をはじめとする麦芽をかじってくらべたり、アロマホップの香りをその他のホップと比較したりします。そのあとで「ザ・プレミアム・モルツ」ができるまでの製造設備見学を行いました。
「写真はご遠慮ください」ということなので、残念ですがありません。
「おいしい缶ビールの注ぎ方」を教えてもらったりできる試飲会がありまして、ここは撮影可能なのですが、いろいろな方の顔が映り込んだりしていまして、掲載しないことにしました。
出来立てのプレミアムモルツはたいへん美味しく、心臓の不整脈のためアルコールを控えていましたが、久しぶりにビールをいただきました。(時間内であればお代わり自由ということでした)
少量でも酔っ払いましたが、不整脈が出てくることはなく、安心しました。

ビール工場を後にして「府中郷土の森博物館」へ向かいました。途中は体育館、子供用の交通公園や池の大賀ハスの横を通りました。この辺りは府中の文化センター的な場所で、近隣の住民がうらやましく感じます。
博物館では府中の歴史の展示品を見た後で、15:30からのプラネタリウムを鑑賞しました。プログラムはまず本日の星座の学芸員により説明があったそうですが、酔っていたぼくは休息中(笑)
そのあとの「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治の原作を基にしたイメージアニメーションといった感じの作品)はしっかり見ました。
プラネタリウムでの説明でこの日の日没は17時40分頃と聞き、残りの行程、分倍河原の古戦場跡と分倍河原駅前の新田義貞像の見学は取りやめになりました。
「新田川緑道」を府中方面へ向かいました。写真がないのですが、この緑道は自転車、歩行者専用道路となっており、両側にはさまざまな木々や草花が植えられていて、とても贅沢な散歩道です。野草ファンにはところどころ藪も残っていまして、やはり十分楽しめます。緑地がたくさん残っている府中市は、とても暮らしやすそうに感じました。
まっすぐ府中方面へ向かうとすぐ横に旭湯の煙突が見えます。
ここでゆっくり入浴して気分もさっぱりした上で、府中駅前へ向かい、駅前の飲み屋街の中にある白木屋の個室で懇親会としました。
なお、今回の撮影は、コンパクトデジカメ Olympus XZ-1 を使用してすべてオートで撮影しています。
ただし、レタッチは施しています。何も後処理しないでこのレベルでは写りません。
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【横浜バロック室内合奏団 関内サロン】(特別付録)

昨日、内田正康さん卒寿記念コンサートを聴きにいった横浜バロック室内合奏団の関内サロンです。
このように、演奏家と楽しむ側の距離はとても近いのです。
↓ クリックしてください
内田正康先生卒寿記念コンサート ~ はり絵展は10月5日まで

庭でヒガンバナが咲き始めました。
棒が立っていますが、倒れないように立てたものではなく、父がヒガンバナの出てくる位置を間違わないようにするために立てたようです。
今年の初め、庭の改造の際にとても役に立ちました。

複数の花のあるシチュエーションで、被写界深度の浅いCANON のカメラをどう扱うのが適切なのか、いろいろと試しています。





以上7枚、CANON EOS5D MarkⅢ と標準ズームレンズで撮影した「庭のヒガンバナ」でした。
以下5枚、Olympus E5 と いくつかのレンズで撮影した「庭のヒガンバナ」が最後まで続きます。

Olympus のカメラとレンズでは、フォーカスを合わせた花も、後ろの方の花も、適度にくっきりと写ります。
フォーカスをどこに合わせるか、多少は雑な態度でも、複数の花がくっきり写り、扱いやすい反面、背景がごちゃごちゃしてうるさくなったり、難点も出てきます。

明るい部分の解像度はあまり高くなく、花の質感が飛びやすいので苦労します。
明暗の強いシチュエーションでは、常に暗めに撮る習慣となっていました。

上の画像、背景の明るい部分がボケてくれず、どうもうるさいので、仕方なくレタッチでごまかしました。
ボケの加算は、最近習得したテクニックです。いつも使えるとは限りませんが…。


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さて、むやみに数の多い写真のアップはこの辺にして、そろそろ厳選主義に復帰したいと思います。
カメラの特質を生かしながら、最上質の画像をお楽しみいただけるよう頑張ります。
写真のサイズの問題も、moon さんのご指導、ご協力により、とんとんさんのところでは多少改善したようですが、たとえば今回のような画像では、縦のサイズをむやみに大きくする必要もなく、この程度で十分ですので、シチュエーションにより使い分けていきたい、と思います。
明日は久しぶりに San Po の会 の記録記事です。府中の大國魂神社、東京競馬場、サントリー武蔵野工場などを見学した記録になります。
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きょうは、横浜バロック室内合奏団の関内サロンにて、はり絵画家内田正康先生の卒寿記念コンサート。かみさんと一緒に行ってきました。コレルリやヘンデルを聴いて、画集を買い、サインをいただいて、楽しいときを過ごしました。

今晩の記事は Olympus E5 で撮影したミヤギノハギです。
Olympus のカメラはフォーサイズシステムといって、ふつうの APS-Cの一眼レフカメラよりももっとイメージセンサーが小型化しています。
撮られた写真を見た印象では、対象を目の前に引き寄せて撮った感じがします。



上のような写真では、全体がくっきりと写りすぎて、背景が整理されず、ごたごたした感じがします。

昨日似た写真がありましたが、 Olympus のカメラでは背景が大きくぼけないので、全体が平均的にくっきりと写ります。
そのぶん、奥行き感が出ない表現になります。
被写界深度が比較的深く、先のほうまではっきりと写り、鮮明ではありますが、味わいに欠けてしまうのです

たぶん、今回の記事から3分の1、昨日の記事から3分の2くらいを選んで、ひとつの記事にまとめるべきなのでしょう。

自宅のすぐ近くの擁壁の上から垂れ下がっているミヤギノハギです。
この時季にしか撮れませんので、9月21日開き始めたところをたっぷりと撮影しました。
カメラはすべてCanon EOS 5D MarkⅢ、標準ズームの Canon EF 24-105mm F4L IS にて撮影しました。


フルサイズのカメラの利点を利用し、広い画角で長く垂れ下がった様子を撮ろうとしています。







ミヤギノハギの写真は明日も続きます。
明日はすべて Olympus E5 を使用して撮影したものです。味わいが異なりますので明日もご覧いただきたく、お願いいたします。

しつこいようですが、オミナエシの続きです。
昨日と似た写真も混じっていますが、少し違います。基本的に同じパターンですから、さあっとご覧いただければコメントは不要です。
過去に何回かオミナエシに挑戦していますが、上手に撮れたことがありません。
黄色は色飛びするし、細部がわからなくなるし、細部をくっきりさせようとすると色が濃くなってしまう。
だから、たまになんとか撮れたときは、あの日の気分を思い出しながら残した写真を眺めたい、と思う次第です。
あ、そうだ、一言だけ。今日の写真は思わぬところに蜂が写っていたりするものが多いです。









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とんとん さんから、写真のサイズが大きすぎてスクロールしないと縦の長さがモニターからはみ出す、というお話しがありました。
自分の環境で写真の整理をしているので、そのような事態は考えても見ませんでした。
本日を含め、ミヤギノハギ2日分の写真は準備してしまっているので、その次からは縦のサイズを一割カットする予定でいます。
モニターは横長だと思うので、横のサイズは据え置きとします。

9月5日、国営昭和記念公園までドライブしてきました。
この日の収穫はなんといっても女郎花(オミナエシ)です。
自宅の近くでは目にすることができない花なので、ところどころ写っている蜂のように、じっくりと腰を据えて、風に揺れる花と戯れてきました。









背景に樹木が来るような場合でも、最近の私はできるだけ背景も明るく、コントラストは弱めに、花の爽やかな雰囲気を壊さないよう撮ることにしています。
白飛びもさせず黒つぶれもさせない、明るい写真づくりが、オミナエシには似合っているように思います。
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なお、この記事の写真はすべて CANON EOS 5D MarkⅢ と標準ズーム EF 24-105mm F4L IS USM にて撮影したものです。
【今年一番のシュウメイギク】

北東向きの花壇で秋明菊(シュウメイギク)が咲き始めました。
9月17日撮影です。
【今年一番のシオン】

同じ9月17日、紫苑(シオン)も開花しました。
【9月21日のシオン】

以前は三、四本あったシオンですが、今年は一株しか出てきませんでした。
シオンは、ぼくの観察では、花の咲き始めが一番色が濃く、時間が経つにつれて色が薄れていきます。だから、せめて自宅のシオンは、できるだけ早いうちに撮ろうと心掛けています。

なお、今回の記事はすべて Olympus E5 による撮影です。
レンズは最後のヒガンバナのみ ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、そのほかはすべて 35mm f3.5 MACRO に2倍のテレコンバータを取り付けて撮影しています。


【咲き始めたヒガンバナ】

わが家でも白いヒガンバナが咲き始めました。
やや邪魔な位置に大きな甕を置きっぱなしですが、瓶が重いので花の多い時期に移転はできません。冬にどこかへ移転して、金魚と水生植物を育て始めたいと思うのですが、かみさんはあまり積極的ではありません。
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「対象に迫る迫力」という見方をすると、今回の記事のように Olympus のカメラとレンズの実力はかなりのものだと思います。
CANON を選んで持ち歩く理由は「暗くても撮れる」「明暗差に強い(林の中など)」「室内でもストロボなしで撮れる」「遠い被写体、小さな被写体でも解像度が高い」ためで、ウォーキングには CANON のほうが便利です。でも、小さくてきれいな花を見つけると、Olympus を持ってくればよかった、と後悔します。
しかし、家の近くの公園でない限り、カメラ二つと替えレンズを持ち歩く体力は、私にはありません。