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三渓園・臨春閣

2012.07.22(19:22)

臨春閣右翼全景120710

 三渓園には、子どもたちがあまり入ってこない静かな一画があります。
 「臨春閣」という建物です。
 紀州徳川家初代の徳川頼宣が1649年に和歌山県那珂郡岩出町の紀ノ川沿いに建てさせた夏の別荘で、「巖出御殿」と言われ、吉宗もここで育ったそうです。
 それを大正6年に三渓園へ移築したのがこの「臨春閣」ということで、書院造りの建物を繋げたようなかたちになっており、とくに池へ張り出した廊下の部分など、たいへん美しく見えます。
 三渓園の建物でベスト1を挙げよと言われたら、ぼくは三重塔よりも先に「臨春閣」をベスト1に推すでしょう。


臨春閣右翼部分の内部120710

 ここへは門をくぐって一枚目の写真のずっと右の方からはいってくるのですが、全体像もよくわからないまま、座敷の内部を覗くことができます。

臨春閣右翼部分内部2120710


臨春閣左翼正面120717

 トップの写真の左側にはまだ建物が繋がっていまして、こんなふうになっています。


臨春閣張り出し部分120710

 廊下が池の上へ張り出している部分をズームアップします。


臨春閣張り出し部分正面120710

 庭園を左へ左へと回っていきます。


臨春閣張り出し部分左から120710

 見え方が少し変わってきます。


手水120710

 瓢箪紋手水鉢というそうです。豊臣秀吉が愛用したもので、後年藤堂高虎が下賜され、伊賀上野城にあったものだそうです。


ガラス戸越しの臨春閣張り出し部分120710

 先ほどの全体写真の二枚目、左側に繋がっていた建物のところから、廊下のガラス戸越しに外を見ています。


臨春各左翼座敷内部120710

 ということは、当然内部も覗くことができます。


臨春閣左翼から張り出し部分120710

 前庭へ出られるところまで出て、構図が一番よさそうなところを捜しました。

 えー、ぼくのように大昔の思い込みから「三渓園なんて…」思われている方がいらっしゃるようなら、横浜近郊にいてこの景色を楽しまないのはもったいないですよ、と申し上げておきましょう。

2012年07月22日

  1. 三渓園・臨春閣(07/22)