

一旦相模川から離れ、平塚競輪場の横を通って東海道線の踏切を横切ります。
この辺りは、七夕祭りで市内中心部へのマイカー乗り入れは禁止のため、河川敷に設けられた特設駐車場からシャトルバスで市内へ向かう人が大勢いて、混み合っていました。
連光寺というお寺へ向かいます。
ここは「抱き上げ地蔵」で有名で、願い事をして石のお地蔵さんを持ち上げて軽く感じれば、願いがかなうということで、メンバーの何人かは早速トライ。見かけよりも重く感じたそうです。(ごめんなさい。写真がありません)

蓮光寺の近くの墓地の一角に「丁髷塚」(ちょんまげづか)があります。祭りで喧嘩して相手を傷つけた地元の若者たちを死罪とする代わりに丁髷を切って塚に埋めさせたという、江川太郎左衛門の名代官振りをうかがわせる逸話とともに残っています。銘菓・丁髷饅頭を買い試食した方が二名(笑)

連光寺の裏手にご覧のような立派な洋館があり、確かめに行ってみました。
地元のホテル・サンライフガーデンの結婚式場やレストランとのことでした。写真の鉄塔を消すのは簡単ですが、この違和感もおもしろく感じます。

次に、相模川河川敷につくられた「馬入ふれあい公園」を訪れました。時季的にほとんど花が咲いていませんが、ここで休憩をとりました。
下がその公園、上は近くのゴーカート場です。

さて、ここからは、時間的な関係もあり、中心市街地を通らずに工場地帯の中を西へ向かって横切り、本日の
温泉施設である、「湯の蔵ガーデン」へ向かいました。
ここは駅からはかなり離れている以外はおすすめの温泉施設です。設備が充実している割に利用者数もさほど多くなくゆっくりと過ごせます。
心臓によいと言われる高炭酸水の温泉があり、スプライトの中へ浸かっているようでおもしろい。中に入ると体毛の周りに白い小さい泡がびっしりと付着します。1時間半ほどのんびりしました。
じつはこのすぐ近くに、ぼくが5月30日に心臓のカテーテル手術をしてもらった平塚共済病院があります。
湯の蔵ガーデンからはバス便利用で、一旦平塚駅へ戻り、歩いて七夕祭りへ向かいました。

リーダーのNさんは、昔からある日本の伝統的な行事ですのでもう少し情緒がある雰囲気を期待していた、とのことですが、彼の言葉を借りると「人があまりに多く、しかも店屋の呼び込みの声がうるさい。七夕の飾りも飾りというよりも奇をてらったデコレーションをなるべく人目を引くようにと竹というよりも竹を添えた鋼材のパイプからぶら下げているといった感じで、全く情緒が感じられません」また「祭りにも統一したテーマが必要かと思っているのですが、平塚の七夕祭りについては、デコレーションも花咲爺さんから、白雪姫、平清盛、ナデシコジャパンの沢選手の大首人形と雑多の構成で、そういったものがまったく感じられません」と厳しい意見がありました。

ぼくは「どうせ商店街の販売戦略だ」くらいに思っていましたけれど、それにしてももう少し工夫がほしいところです。


あまりの人混みに辟易して、平塚から大船へ電車で移動し、懇親会は大船駅近くの“わん”で行いました。