
「三菱一号館」については、過去にも何回か紹介しています。ですから繰り返しになるのですが、
この建物は、東京駅丸の内北口徒歩数分、三菱東京UFJ銀行の向かい、丸の内の高層ビルに囲まれた一画に、明治時代の三階建の洋風建築の建物を復活させたものです。

かつてこの場所にあった(旧)三菱一号館は、ジョサイア・コンドル氏の設計により1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルでした。丸の内には煉瓦造の洋風建物が立ち並び一丁倫敦と称される街並みを形成するに至りました。しかし1968年、丸の内の高層化再開発が進む中で三菱一号館は解体されました。
その同じ場所に、三菱グループは再び明治時代の三階建て洋風建築を復活させ、低層の美術館として一般公開しています。

今回は、「エドワード・バン=ジョーンズ展」を見たくてまたこの美術館を訪れたわけですが、前回までには撮影が困難だった三菱一号館の内部も撮ってきましたので、もう一度記事にしたい、と思います。
2012年12月の「三菱一号館~丸の内北口」の写真とは、また違った角度からの写真をお楽しみ下さい。



三菱一号館の建物と周辺の高層ビルに囲まれて、緑がいっぱいの中庭があります。


なお、「エドワード・バン=ジョーンズ展」は時流にのって、今後かなり人気が出てきそうだと思われます。
下記のリンクをクリックして、どのような絵画なのか、ご覧いただければ幸いです。
バン=ジョーンズ展/三菱一号館美術館 ~ 2012.8.19
バーン=ジョーンズ展---装飾と象徴---(公式サイト)