【トキワハゼ】

このブログでトキワハゼの写真を掲載するのはこれが初めてです。
根岸森林公園はムラサキサギゴケがたくさんあるのに、いままでどうしてもトキワハゼが見つからなかった。
じつは先日わが家の玄関前のレンガの隙間にポツンとトキワハゼが出現。「え?」と驚きましたが、場所が悪くあっという間に踏まれるなどして消えてしまいました。しかしこの付近に出現したということは、もしかして根岸森林公園にも…、と期待は膨れあがっていました。
花はざっと三十くらい咲いていましたが、地を這うランナーはなし。花の形はムラサキサギゴケに酷似していますが、下唇に当たる花弁の部分の幅など、ぼくには微妙に違っているように見えます。(気のせいかも知れませんが…)
ムラサキサギゴケは明らかに湿地を好むように思いますが、トキワハゼはもしかするとそうではないのかも…。

【ヤセウツボ】

まずファイル名は間違っているので参照しないようにしてください。題名の通り、これはヤセウツボです。
この崖のアカツメクサに寄生しているとぼくは知っているから見つけやすいですが、こんな地味な植物はふつう見過ごされるでしょうね。数年前に最初に見つけたのは、崖にどっかと腰を下ろして目線を低くしていたからでしょう。

【ハハコグサ】

Olympus のカメラで撮影すると、黄色い花は白い花以上に色飛びしてしまいます。
それを抑えようと露出補正をすると、黄色がどんよりと暗い色になり輝きを失ってしまう。そうならないようにする方法をここ数年捜してきましたが、自己流ですがようやく開発できたように思います

【ヘラオオバコ】

ヘラオオバコは咲いている期間が長いので、早めに撮りすぎると、上のような大株を見つけられません。
このような大きな株になることを一度知ってしまうと、小さなヘラオオバコでは満足できなくなります。
しかし、ここはちょっと背景がごちゃごちゃし過ぎて撮りづらいですね。

アップでこういう写真を撮れると気持ちがいい。
この花の美しさを引き出し得た写真となりました。
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目線の低い写真を撮ると頸を痛めるので、ここ半年ほどライヴ・ヴューを活用してきました。しかし、ライヴ・ヴューではどうしても狙ったところにフォーカスを合わせにくい。
そこで 樂 さんが使われている アングル・ファインダーを買ってみました。ファインダーに付けて、背丈の極端に低い花でも上から覗く格好でファインダーを見ることができ、狙ったところへフォーカスを合わせやすくなりました。
トキワハゼの写真のフォーカスの精度にご注目ください。これはアングル・ファインダーを使って撮影した写真です。
ヘラオオバコは背丈が高いので、座り込んで姿勢を低くすれば、そこまでしなくてもファインダーで撮ることができます。