前回は「ママ下湧水」を見たところまででした。
崖線を登って歩いて行くと川が流れています。「矢川」のようです。崖線の上の台地になぜ川が流れているのか、などと疑問に思いつつ、矢川の沿道を源流のほうへ遡っていきます。

突然であったお宅、真っ赤な生け垣に囲まれていました。
なんだろう。もしかしてこれがトキワマンサクなのでしょうか。

写真の右側は小学校です。市立国立第六小学校かな? 学校の前を矢川が流れています。川を導いて、ホタルを育てている、と札が立ててありました。
矢川に沿ってなお、歩き続けます。

矢川沿いで見つけた花々。
上はカジイチゴです。根岸森林公園がすべて伐採してしまったので、今年は見られません。ちょうどよかった。

お、こちらはキショウブでしょうか。
きょうは4月15日なのですが、もうこんなに咲いているのですね。

こちらは(たぶん)ムラサキサギゴケでしょう。みんなで歩いているから、ランナーを調べる余裕などありません。

「矢川緑地保全地域」は矢川の源流で、これは「立川段丘」から湧き出てこの付近が湿地になっているそうです。
段丘と崖線の名前がこんがらがって、どうもすっきりません。
こうなるともう、段丘と崖線(がいせん)だけをまとめた地図がほしくなりますが、いずれ余裕のあるときにじっくり調べることとします。
「矢川緑地保全地域」は上や下の写真のようなところです。
天候は曇り、夕刻近くなってややきびしい撮影環境です。


「矢川緑地保全地域」のヤマブキを、外れの崖を登った道路の上から撮りました。
このあとは西国立駅まで歩いて、日曜日につき、入浴と懇親会は省略して解散しました。よく歩いた半日でした。
-------------------------
5月21日の金環日食の撮影をまじめに検討してみました。
極端に色の濃いNDフィルター(減光フィルター)しか使えず、そのようなフィルターは太陽の撮影以外には使えません。価格が高い。ND100000 を買うと1万7千円くらい。これにアダプター付けたりすれば計2万円弱。
ぼくの望遠レンズは200mmにテレコンバーターを付けて400mm。これでは結局は光の輪が撮れるだけになってしまう可能性大。
というわけで、コストパフォーマンスを考えてやめました。月を撮ったときにあまりの明るさにびっくりしたくらいですから、太陽を撮るのはしっかり準備しなければとても無理でしょう。
写真は新聞や雑誌で見られればそれでいい、ということにします。
Newton の日食観察メガネ付増刊号を買ってあるので、肉眼での観察は可能です。
【ムベ】

ムベは昨年とうとう実を見つけることができませんでした。
このようにたくさん咲いていますし、雌花だってちゃんとあるのですが…。

上は雌花です。写真のファイル名を読むことができる方がいらっしゃったら、間違っていますのでご注意ください。
雌ずいは三つに別れているのです。
昨年もこれを自分で書いていて、ファイル名を付けるときにはすっかり忘れて間違えている。頭の中が整理できていませんね。

上は雄花。雄ずいはひとつしかありません。ファイル名は間違いです。
【今年も撮り逃したヨコハマヒザクラ】

ヨコハマヒザクラを今年もまた撮り逃してしまいました。
18日の撮影ですから、この1週間前に来るべきでした。しかし12日頃はソメイヨシノが花吹雪、オオシマザクラはまだきれいで、ほかにも見どころはたくさんありましたから、本牧山頂公園まで出張してこなかったのでした。
【オニタビラコ】


オニタビラコの全体像がなんとか撮れると、ほっとします。この植物の特徴ですから。
【ハルジオン】

毎度書いていますが「寝起きの女子高生」です。若き乙女ながら、髪がどことなくぼさ~っとした感じです。それがハルジオン。
ヒメジョオンが出てくると、びしっと手入れが行き届いた髪のキャリア・ウーマンを連想させます。
---------------------------
やっと4月18日に撮った花まできたので、明晩は15日のSan Po の会の記事の最終回です。
花の記事が10日~12日遅れとなっています。
【ムスカリの寄せ植え】(4月12日)

本日はわが家の庭の園芸種を中心に紹介します。
ムスカリの寄せ植えです。

【ラッパ水仙】(4月17日)

【新設のウッドデッキ】(4月24日)

以前皇帝ダリアとアガパンサスの植えられていた居間の前のスペースです。
ここにウッドデッキを新設しました。
樹木はアオダモ。夏の陽射し避けとして採用。冬は落葉します。
左手前が階段となっていて、庭へ下りられるようになっています。
【ヴィオラの寄せ植え】(4月24日)

ウッドデッキ前の大鉢に植えられているヴィオラの寄せ植えです。
【ツツジ】(4月28日)

以前から植えられていたツツジのうち、上と下の写真のツツジをかなり刈り込んで残しました。

【イベリス】(4月24日)

アブラナ科の園芸種イベリス。トネリコの植え込みを南東向きの庭の入り口に新設して、その根元に植えました。
【チューリップとスノーフレーク】(4月12日のボツ写真から)

最後の写真はわが家の庭ではありません。「おまけ」として根岸森林公園前のカフェ前の植え込みの写真をボツ写真の中から復活しました。
-----------------------------
いよいよゴールデンウィークですね。
そうはいっても、当方は「毎日が日曜日」です。
城山三郎さんの小説が発表された当時、この言葉の響きを「悪い意味」に受け取る人々が世の中の大半を占めていたと記憶しています。しかしぼくは、なんと「甘美な響き」だろうと受け取っていました。
学生時代の友人たちとの会合などがときどきありますが、「退職したらすることがなくて困る」という人がやはり多いです。ぼくはやりたいことが多すぎて困っています。心臓の病気がブレーキをかけていなかったら、もっと活発に動き回っているところでした。
San Po の会のみなさんはまだ働いている方たちが多いですが、さすがに退職後をしっかり準備してあれこれ計画を立てられているようです。
【カツラ】(4月4日撮影)

根岸森林公園で枝を低く張りだしているカツラ。
秋には黄葉がとてもきれいです。しかし、春の花の時季はいつも逃してしまっていました。そもそも花期がかなり短く、土日カメラマンだったぼくには、撮影はむずかしかったのです。
今年はようやくこのような写真が撮れました。

カツラは雌雄異株で、この木は雄花だけを咲かせます。

これは花粉が見えているようです。いろいろな段階の花が順不同に並んでいます。

風がやや強く、揺れる枝を撮るのはかなり困難でした。何枚ものボツ写真の山を築いています。

ソメイヨシノがほぼ満開の最中、このような写真を一生懸命に撮っているのはかなりの変わり者に見えるでしょう。
追記: この写真の花は雄花です。カツラは雌雄異株のため、この木に雌花は咲きません。
【シロバナジンチョウゲ】(4月4日 馬の博物館にて撮影)

紅いジンチョウゲはわが家にもあります。
シロバナジンチョウゲはふつうのジンチョウゲよりもかなり遅く開花するようです。


--------------------------------
早朝から慶應病院の定期健診に行ってました。
満員電車で新宿まで立ちっぱなし、というのは3ヶ月ぶり。そんなことをするのはいまでは3ヶ月に1回しかありませんが、午後4時に帰宅する頃にはぐったりです。薬をもらう待ち時間にまた心房細動の発作が…。頓服薬をのんで1時間うとうとしつつ待つうちに止まりました。最近は早く止まるので助かりますが、毎日あるのは困る。どことなく風邪気味で疲労があり、本を読んでいてもうとうととしがち…。疲れが原因でしょう。
ということで本日は早寝しようと思っております。

前回まで、一橋大学を見学してから桜並木を歩き、「谷保天満宮」へお参りしてその後中世の豪族「三田氏」の城館跡である城山公園を散策してきました。
城山公園沿いに歩いて行くと、前回同様花々が目を楽しませてくれます。

青いハナニラはときどき見かけますが、これは極端に青いです。
さて、国立には多摩川の河岸段丘があります。この日は「青柳崖線」の崖下を歩いて行きます。「立川崖線」の一部を「青柳崖線」と呼んでいるようです。谷保天満宮から西へ続いています。(「国分寺崖線」と「立川崖線」を地図で示したものがあるとわかりやすいと思うのですが、ごからどこまでが「何崖線」なのかどうもよくわかりません)
城山と古民家の西側には、ヤクルト中央研究所があり、その研究所敷地とハケ(崖線)の隙間に「ハケ下散策路」と呼ばれる木道がずっと続いています。

「ハケ下散策路」を歩いてから、「くにたち郷土文化館」という施設に立ち寄りました。祭り太鼓の練習の音が響いています。
館内には国立市の歴史文化を説明する展示があります。ここでしばらく休憩をとりました。
【南養寺】

南養寺という寺院に立ち寄ります。南養寺は谷保山と号し、禅宗・臨済宗建長寺派の寺院です。同じ建長寺派である立川普済寺の末寺だそうです。
上は山門。

正面に見えているのは「大悲殿」。ごらんのように丸に三つ鱗の寺紋が目立ちます。どの建物にも寺紋がくっきりと輝いています。丸のない三つ鱗紋は北条氏及び後北条氏の家紋としても知られていますが、少し調べてみると、丸に三つ鱗紋は臨済宗建長寺派が好んで使っているようでした。建長寺の創建は北条時頼です。

上は本堂を横から見ています。国立市指定有形文化財・建造物です。大悲殿と同様に「花頭窓」が目立ち、洒落て見えます。
寺では禅宗寺院に多いほか、書院造りの建物でよく見かけます。
【崖線(がいせん)下の湧水】

ハケ下散策路の木道が切れたあとも、湧水からの流れはずっと続いています。これをずうっと遡っていきます。

湧水が多く湿地になっているところも見られます。

水源が見つかりました。「ママ下湧水」と言われています。名水百選にも選ばれているそうです。Wikipedia によりますと、野川の源流の一つとも書かれています。(「ハケ」と「ママ」はこの崖線の崖を武蔵野の方言でそう呼んでいた、ということのようです)
いずれにせよ、多摩川の河岸段丘の地下水が崖線の下に湧水となって出て、やがて小さな川になり、多摩川へつながっていくと理解すればよいようです。こだわると、地理と地学の勉強になってしまうのでここまでといたします。
【ニワトコ】

根岸森林公園にて4月2日撮影。

4月4日撮影。

上以降、4月12日撮影。
根岸森林公園のニワトコはクロマツの林の陰にあり、しかも崖に生えています。
崖の途中から撮るので、なかなか足場が定まりません。陽もクロマツの木漏れ日が当たっていて、よい雰囲気にはなるものの、撮しにくい感じです。




【花と馬】

馬の博物館で撮りました。ボツにする予定でしたがもったいないと思い直して…。
-------------------------------
4月21日以降、いろいろと慌ただしく、てコメントへの返事もできないままでしたが、なんとか追い着きました。
22日のユキヤナギへの返信は、申し訳ありませんがまとめさせていただきました。
それ以前への記事へのコメントの返事も、本日ようやく追い着きました。
明後日(27日)がまたちょっとせわしなく、みなさんのところへおうかがいするのが遅れるかも知れません。
【ハナモモ】(4月4日撮影)

根岸森林公園から4月4日撮影のハナモモです。
ソメイヨシノと同時期に撮った写真が、ずいぶんと前のことのように感じるほど、身の周りで一気に木々が芽吹き、花が咲いて、めまぐるしく変わっていきます。

【ハルノノゲシ】(4月4日撮影)

どこにでも出てくるハルノノゲシですが、「撮りたい」と思う株に出会うまで、ずいぶんと時間がかかりました。

【これは何の木でしょうか】

秋になると美しい紅葉を見せるこの木。高さ約5~6 m でしょうか。
ずっと気になっていて、4月4日、葉が芽吹く前に花が咲いているのに気がつきました。
ところが、これが何の木なのかわかりません。


上、左は幹の様子、右は昨年12月2日に撮影した紅葉の様子です。
葉を撮影した写真は見つかりません。

明るい空を見上げて2m ほど上の枝先の花を望遠レンズで撮りました。
陽が強く色飛びしていますが、撮影しにくくこれ以上の写真はありません。
野生の木ではなく、あきらかに植栽されたものです。
ご存じの方なら、これでもおわかりになるのではないか、と期待しています。
-------------------------
本日は午前中にみなさんのところへうかがう予定でしたが、昨晩心房細動の不安があって入浴しなかったため、朝風呂へ入り、陽の具合がよいうちにと庭へ出てセリバヒエンソウほか花々を撮影していたら、突然ファインダーが真っ暗になりまして…。
びっくりして念のためレンズを外してみると、なんと、ミラーが外れているではありませんか。
それから保証書を捜したり、修理センターの場所を確認したり…。
古いカメラE-3を持ち出してきて当面使えることを確認したり…。えー、E-3てこんなだったっけ…。解像度を別にすればそこそこよく撮れますが、液晶が貧弱でよく撮れているかどうか確認しにくい。しばらくはこれで我慢するしかありません。
午後から神田の修理センターへ行きました。修理完了目処は5月8日。早く出来たら即日配送します、との返事。仕方ありません。
心臓のカテーテル手術は、一応5月末頃の予定で準備することとなりました。手術の際の危険防止のために血液をさらさらにする薬を今からのみつづけていかなければならないそうです。手術を終えても一時的に不整脈が起きやすく再発しやすいので、しばらくは薬剤併用で様子を見る。完治率80%。不幸にして再発したら、余計な電気信号を遮断し切れていなかったということで、もう一回、一度目よりは食道や神経に近い側のやや危なっかしい場所を施術することになります。
危険率はやや高くなるわけですから、一回だけで済むように祈るしかないわけです。
そんな状況で、昨日からいろいろと忙しくなっていまして、みなさんのところへもまだうかがっていないし、コメントへの返事もできておりません。これからゆっくりとやらせていただきます。