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「autoR」~ インスタレーションとは何か

2011.08.28(15:18)

ステッカーを貼るカップル110816


ステッカーを貼るカップル遠景110816


ステッカーを貼るカップル超遠景110816

 横浜美術館の前では現在、三菱地所株式会社による「MM21地区34街区商業施設開発計画」工事がおこなわれている。その工事仮囲い壁面の1面に、横浜美術館がメイン会場の一つとなる「ヨコハマトリエンナーレ2011」(8月6日から11月6日)の出品作「autoR」が展示・制作中だ。出品者(アーテイスト) はカールステン・ニコライというドイツ人(1965年生) だ。
 「展示・制作中」とは、少し歯切れが悪い表現となっているが、これはインスタレーションだから、鑑賞者(わたしたち) が参加する作品だ。
 写真のカップルはすでに20分くらい、ずっとこれをやっている。簡単いえば、ステッカーを貼っているのだが、二人で相談しつつ、どこへどういう色のシールを貼るのか、かなり考え込んでやっている。
 ぼくもやってみたかったが、どこへ行けばステッカーを入手できるのか、この撮影時点では知らなかった。
 調べたら、ステッカーは横浜美術館ビジターセンターにて、100円以上の東日本大震災向け募金でもらえることになっているらしい。展示期間: 8月6日から11月6日だから、9月にまた行ってみようか。
 早めに行ったほうが、ステッカーを貼る自由度は高いし、何枚か色違いがあったほうが楽しめる。つまりはたくさん募金したほうがおもしろくなるだろう。

 ところで、このような「制作中」の壁の様子を観客(=制作者)や通行人もひっくるめて撮影してブログに発表する行為は、現代アートの感覚からすれば、これ自体立派なインスタレーションとなっていると思う。先日の「ハンド・フラッグ」もそうだが、古い建物の上空でたなびく旗に意味があり、その旗の様子を雲と共に写真に捉えたぼくの行為(下) は、それも素人アーティストとしての参加行為だと思っている。
 ( 写真を撮って旗の様子や天候、雲(風) などの記録をする鑑賞者が現れることを、制作者は当然想定して制作していて、ぼくはそれに参加しているのだから )
 現代アートの感性の主流は、いまこういうところにあるのだ、と知っていただきたくて書いた。

ドラマティックなハンド・フラッグ


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 昨日は久しぶりの「San Po の会」(ウォーキングの会) で、白金高輪から中目黒まで歩いた。
 覚林寺などめずらしい仏閣もあったが、「明治学院大学」「松岡美術館」がとくによかった。
 いずれこの場で紹介したい、と思っている。

2011年08月28日

  1. 「autoR」~ インスタレーションとは何か(08/28)