
数日のあいだ家で片付けなどをして、花を撮りに出掛けていなかったが、8月8日は久しぶりにカメラを携えて出掛けた。
「ここはいいな」と感動すると、とにかくたくさんの写真を撮ってしまい、整理を始めるとなかなか捨てがたく、あれもこれもという気持ちになってくる。
少し多くなるし、一晩では掲載しきれなくなるが、お許し願いたい。

当方の記事に先立って、紗真紗 さんの ブログ「花と滝と、づづれなるままに」で善長寺のオオガハスの写真が展示されたばかりであり、いろいろと工夫の行き届いた画像が頭に残っていて、自分の写真を整理しているとどうもやりにくい。
当方はとくに何の工夫もなく、「花とつぼみと実を適当に入れて安定した構図を」くらいしか頭になく、ただ素直にしか撮っていない。唯一の利点は三重塔を背景にできることだろう。


今回整理していて気がついたのは、七月下旬に撮るほうがよい、ということ。たしかにまだつぼみはたくさんあり、実もできているけれど、古くなった花や実を伐った茎などがたくさん画面に映り込む。
たぶん早すぎると実が何もないだろうから、あと一週間早いくらいがよかったのではないか、ということだ。
とくに問題がなければ、来年はもう少し早く挑戦しよう、と思う。何事もいろいろ試してみないとわからないもので、次はもう少しよい写真を撮りたいものだ。

今回は12~60mm のレンズと、70~200mm のレンズを持っていき、場面によって使い分けた。
このような広い場所では、広角レンズは扱いやすいし、また望遠レンズは三重塔をぐっと引き寄せることもできる。
これこそが一眼レフの強みで、コンパクトレンズでは撮れないような画像も撮ることができる。



少しずつ角度を変えたりしながら、ハスの写真は明晩へとつづく…。