
トサミズキの自生地は高知県の蛇紋岩地帯だそうだが、江戸時代から知られていたそうだ(『花おりおり』朝日新聞社)。
五枚の花弁からなる花が、穂のように垂れ下がるのがおもしろい。変わったかたちの花だがマンサク科だそうだ。ミズキの名は葉が似ているからかも知れない。
根岸森林公園内「馬の博物館」でもっとも大きな木でも高さ3.5m くらいだろうか。毎年サクラの開花と前後するように咲く。
垂れ下がる花のかたちがおもしろいが、その花序が、連なるように枝だから下がっている様子がなかなかよい。その姿をすなおに楽しめばよいのだが、ついつい花の中も覗いてみたくなる。3月17日と20日の撮影時ではまだシベは短いが、次第に長くなって、花からはみ出して見えるようになってくるはずだ。




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震災で一度延期した亡父の一周忌の法事は、本日無事終了した。