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ヤブツバキ

2011.02.28(18:38)

ヤブツバキの横顔110225

 根岸森林公園にはヤブツバキがたくさん植えられています。
 木によっては、筒咲きのまま大きくは開かない花をつけるものもありますが、ここで記事にした程度の開き方が、この公園ではもっとも一般的です。
 六枚目、七枚目くらいまで開くと、花弁の縁に傷みが出てきて、そろそろ終わりになります。
 一月頃からずっと咲き続けて、まだまだつぼみも多いですが、そろそろピークを迎えようとしています。
 いつでも撮れる、という気持ちが働くのですが、実際には「ああ、いい写真が撮れた」というのがあまりない。花の開き具合、花弁の傷みの少なさ、天候、光線の具合など、なかなか思うようには整わないものです


ヤブツバキ左向き遠く一輪110225


たくさんのヤブヅバキ110225


ヤブツバキ遠くにも一輪110225


ヤブツバキ右向き110225


逆光のヤブツバキ110225


ヤブツバキ遠近110225


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 26日は、学生時代の友人たちと京王線の高幡不動駅から聖蹟桜ヶ丘駅まで歩きました。
高幡不動へお参りしてから、一気に坂を登って百草台自然公園→百草八幡神社→京王百草園→六地蔵→小野神社を経て、聖蹟桜ヶ丘駅というコースでした。
 百草園は多摩市になるのでしょうか、横浜よりずっと内陸部になります。根岸森林公園ではとっくに終わってしまった品種の梅が、こちらでは満開でした。

 25日の夜は「横浜バロック室内合奏団」の定期演奏会に出かけました。
 いままではその存在すら知りませんでしたが、この室内合奏団は演奏の質がかなり高いと思います。肩の凝らないバロック~古典派初期の曲を主体に演奏している合奏団ですが、こうした曲はなんといっても弦楽合奏の響きの質の高さが大切であり、その点ぼくとしては十分満足して帰ってきました。同行したかみさんも「よかった」と言っていました。
 定期会員になってしまおうかなあ、と検討中です。

 本日は、昨年度分の確定申告書を作成。明日提出できそうです。

春霞の高層ビル群

2011.02.26(19:00)

春霞とスカイツリー110213

 東京都港区の六本木ヒルズにある森タワーは、低層部はショッピング・モール、中層部は賃貸オフィス、上層部には「森美術館」「室内展望台 東京シティビュー」などがあります。
 屋上展望台は「スカイデッキ」と呼ばれていて、スカイデッキへの利用には300円が必要ですが、そのためには東京シティ・ビューと森美術館の入館券が必要になり、通常は1500円かかるので、結果的には1800円必要になります。
 ぼくは森美術館の年間パスポートを持っているので、入場は何回でも無料です。
 パスポートは確か5250円だったと思いますが、森美術館は現代美術専門の美術館で、企画の腕は一流ですから、どうせ見に行くなら、年間パスポートのほうが割安だと思っております。
 森タワーの高さは218m ですが、六本木ヒルズは丘の上に位置するので、海抜では270m になります。
 「スカイデッキ」は屋外でガラスがないので遠くもよく見えますが、構造上、すぐ近くのビルを見下ろすことはできません。圧倒的な高低差を感じるには、むしろ室内展望台「東京シティビュー」のほうがおもしろいのではないか、と思います。
 2月23日天候は晴れでしたが、東京都心上空には春霞がかかっていました。「春らしい景色」かも知れません。
 上の写真では、「スカイツリー」が見えています。


森タワーから見る東京タワー110213


上から眺める高層ビル群110223


見下ろすビル群110223


春霞の高層ビル群110223

最後の写真、見えているのは新宿の高層ビル街です。

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昨晩は、「横浜バロック室内合奏団」のコンサートが長引き、帰宅が遅くなって、みなさんのところへうかがえませんでした。
また、この記事は予約機能で掲載していますが、本日は「ウォーキングの会」に参加するため、また帰宅が遅くなります。みなさんのところへうかがうのは27日になります。よろしくお願いいたします。

龍華寺 ~ 横浜市金沢区須崎町(金沢八景下車徒歩8分)

2011.02.24(19:00)

龍華寺の門110219

 2月10日、金沢文庫で「運慶展」を見たあと、金沢八景駅まで歩きました。
 金沢文庫と金沢八景の中間よりやや金沢八景寄りの洲崎町というところに、「龍華寺」という真言宗のお寺があり、境内の景色がたいへんきれいでした。
 1189年源頼朝と文覚上人によりが六浦山中に建立された浄願寺が龍華寺のはじまりとされているそうです。焼失した浄願寺を1499年に現在地に移築されたと伝えられています。
 境内にはわら葺屋根の鐘楼が立ち、地蔵堂には室町時代の地蔵菩薩座像が安置されています。横浜金沢七福神の一つで、大黒様を祀っています。神奈川県横浜市金沢区洲崎町9-31、京浜急行電鉄金沢八景駅から徒歩8分です。
 なお、梵鐘は、天文10年(1541年)の銘が刻まれており、神奈川県の重要文化財に指定されています。


龍華寺境内110210


龍華寺境内2110210


ぼけ封じ地蔵堂と紅梅110210


龍華寺のツワブキ110210


龍華寺の観音菩薩110210


龍華寺の水仙110210


龍華寺の水仙縦110210


龍華寺の紅梅アップ110210

早朝のツバキ

2011.02.23(19:27)

早朝のツバキ(絞り)110129

上のツバキだけは、ご近所の崖上を見上げたもので、ほかは根岸森林公園での撮影です。
曇りの薄暗い日、朝7時頃でした。


早朝のツバキ(大)110219

根岸森林公園の、米軍居留地との境のフェンス付近の崖の上です。
このツバキは大きくて、通常のヤブツバキの倍以上の大きさがあります。傷みやすく、この写真が撮れたのはかなりラッキーでした。早起きしたおかげかも知れません。


早朝のツバキ(八重)横110219

上と下は八重のツバキ。これも米軍居留地との境ですが、平らなところなので、崖を登るようなことはしておりません。
以上いずれも、まだつぼみがたくさんあり、これからが見頃です。


早朝のツバキ(八重)下向き110219

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本日はかみさんを連れて六本木の「森美術館」へ『小谷元彦展』を見に行きました。
ぼくは二度目ですが、かみさんに現代美術を味わってみてほしいこと、「インスタレーション」とはどのようなものか体験してほしいこと、そして、六本木の森タワーのスカイ・ビューの景色を味わってみてほしいことから、無理矢理誘って連れて行きました。
『小谷元彦展』の内容は、色の変わっているところをクリックすると出てきます。

みなさんの質問にお答えして

2011.02.22(21:30)

【修正前】

ボイラー棟本生画像

上の写真は、RAW画像に対して、Adobe Photoshop が自動現像したものです。
多少の遠近感はあったほうがよいのですが、街灯が極端に左へ傾いていると、きわめて不安定な感じがします。
そこで、広角レンズがつくり出す「歪み」を修正します。


【広角レンズ歪みの修整】

ボイラー・発電機棟生画像110214

狭いほうを広げますと、画像が悪化しますから、ソフトは広いほうを縮めるように設定されています。
こういう「修正編集」は、JPEG画像を編集すると劣化の度合いが大きくなるので、できれば RAW画像の段階で修正したほうが安全です。
下側を縮める修正を実行すると、自動的にトリミングが働いて下側に合わせますから、あとは好みによって画像の角度を調整します。
目安としては、画像の中の遠い側の街灯が画像のほぼ中央にありますから、これが垂直になるようにします。

工場の模型を除いて、ほぼすべての写真でこのような修正を実施しています。


【修正後】

新1号炉棟外部

最後の修正ですが、1号ボイラー棟の上のほうの照り返しが白飛びするはずだったので、極端な白飛びを嫌い、ぼくは全体を暗く撮っています。
全体を明るくしたり、ダーク、シャドウ部分を明るくする作業をやります。
彩度も少し上げています。
以上のようなことは、大きな画像でやっておいて、それからブログに掲載するサイズにします。その時点で JPEG画像として出力します。
JPEG画像として、ブログに掲載するサイズにしてから、最後にアンシャープネスをかけます。ここでいい加減にシャープをかけると、ちりちりのざらついた画像になりやすいので、できるだけ「控えめに」実行します。
元画像の性質によって、アンシャープネスの強さは変えています。これはここ2年間くらいの経験により、加減しています。感覚的な微妙な按配です。

彩度や明るさの調整は、ふつうはカメラ内部で実施され、JPEG画像として保存されます。ぼくはそれをパソコンの中で自分の好みに合わせてやっているだけです。

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【ブログの上の水仙について】

このブログの体裁はFC2に投稿された方からの借り物です。水仙らしき花の写真も、ぼくの撮影した写真ではありません。

【ソフトについて】

最近の一眼レフには、カメラメーカーのRAW現像も含めた、画像編集ソフトが付属しています。
ぼくは Adobe Photoshop Lightroom というRAW現像ソフトから、Adobe Photoshop Elements という簡易編集ソフトへ出力して、自分の好みの画像に編集していましたが、両ソフトとも、バージョンアップを繰り返すので、Adobe Photoshop 一本に乗り換えました。
ただし、Photoshop本体は高価であり、いわばブロ用のソフトです。慣れないと何をしたらよいかわからず、かなり困惑します。とことん付き合う覚悟が必要です。
最近は、簡易版という位置付けの Adobe Photoshop Elements が高機能になり、RAW現像もできるようになったので、Adobe Photoshop Elementsをお薦めします。
Windows では、GIMP という無料ソフトがあり、Photoshop並みに高機能であると聞いていますが、教本等は Photoshop Elements が充実しています。

遠くに見える鉄塔や空の電線を消したり、白くなりすぎた空にグラデーションで着色したり、じつはここ数ヶ月、かなりいろいろなことをやっております(笑)

近所のニホンスイセン

2011.02.21(18:11)

近所の日本水仙110131

発電所と周辺の工場関係で頑張ったので、本日は一休みです。
ご近所の日本水仙です。

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雑談です。
工場関係の写真はかなりの広角で撮っていますが、必然的に直線が多くなります。
ところが、カメラの広角レンズは極端に遠近感を強調する仕組みとなっているため、画面の端のほうでは水平線は水平にならず、垂直線も垂直になりません。それがふつうなのです。
工場関係の写真ですが、あれだけの広い範囲を撮ったら、この2日間にご覧いただいたような写真は撮れないのが当たり前なのでした。
手元の原写真はかなりひん曲がっています。それを編集ソフトでぐいぐいと、垂直線はできるだけ垂直に、水平線はできるだけ水平に、あまり目立たない程度にまで直しています。じっさいは、ぐいぐいとかなり強引です。
ソフトは優秀です。「編集前」と「編集後」を並べたら、まるっきり見違えてしまいます。
「花通信」の常連のみなさんは、植物や小動物の写真が多いので、極端な広角レンズはあまり使われないし、直線が少ないので目立たない。だから、あまり気にされていらっしゃらないかも知れませんね。

東京電力南横浜発電所 ほか周辺の施設について

2011.02.20(19:00)

【東京電力 南横浜火力発電所】

東京電力南横浜発電所110215

 昨日の「発電所見学記」のつづき です。
 電源開発(J-Power) の磯子火力発電所、1号ボイラー棟(高さ100m) の屋上から、隣接の東京電力 南横浜火力発電所を見下ろしています。
 南横浜火力発電所は、世界初のLNG(液化天然ガス)専焼火力発電所だそうです。
 1970年(昭和45年)に1・2号機が、1973年(昭和48年)には同3号機が運転を開始し、以来、神奈川県内、とくに横浜方面への重要な電力供給基地(総出力115万kW)として稼働しています。
 日本の電力発電は、石炭火力が約28%、天然ガスがそれをやや下回るウエイトを占めています。J-Powerが石炭に力を入れるのは、埋蔵量が豊富であり、可採年数が石油の3倍、液化天然ガスの2倍といわれているためなのですが、お隣ではこのようにLNG(液化天然ガス)を燃料にした火力発電所が稼働しているわけです。
 煙突(高さ約130m ) から白い水蒸気煙が出ているのが見えますが、昨日の記事の電源開発の煙突からの排煙は、肉眼ではまったく見えません。「石炭火力だから煤煙がモクモクと…」というようなイメージを払拭しようとしている技術力がうかがわれます。


【東京ガス 根岸工場】

東京ガス根岸工場110215

 それでは次に、南横浜火力発電所のLNG(液化天然ガス)はどこから供給されているかというと、カメラを少し左に振ると、見えてきます。東京ガス根岸工場です。
 昭和44年に我が国で初めて液化天然ガス(LNG)を受け入れ、いまや首都圏に供給される都市ガスの約40%を生産しているそうです。
 左手前から右奥のほうへ、くの字型の敷地になっています。
 基本的に液化天然ガスのタンクは地下埋設になっているそうで、右奥はそうなっていますが、左手前はタンクが地上に出ています。このあたりの謎は、そのうち東京ガスさんの見学を申し込んで解決しましょう。

 電源開発(J-Power) は電力の卸売業者ですから、東京電力さんに約120万kwの電力を卸売しています。
 昨日のブログ「舞岡公園の自然」のひろしさんのコメントによりますと、電源開発の磯子発電所が発電した電気は地下ケーブルで富岡変電所に送られているそうです。お隣の南横浜火力発電所の電力も同様で、富岡変電所を介して、その先が「送電鉄塔」になるわけですが、ひろし さんのブログ「舞岡公園の自然」に記事があります。
 クリックしてください → 「吉田線」送電鉄塔を追う (ブログ「舞岡公園の自然」から)


【南横浜火力発電所と対岸の新日本石油根岸製油所】

南横浜発電所と新日本石油製油所110215

 さて、今度はカメラを戻して、もう少し右のほうに目を向けます。
 右奥の対岸に見えるのは、新日本石油精製(株)根岸製油所です。同社の案内によると、日本最大の原油処理能力を持つ製油所で、面積約220万平方メートル、周囲約12km の広大な敷地に精製装置が並んでいます。


【新日本石油 根岸製油所 と みなとみらい方面の遠景】

新日本石油製油所110215 

 もう少しカメラを右へ振ると、製油所が真正面です。右奥にみなとみらい地区のランドマークタワーなどが見えています。 
 真ん中を左右に走っているのは首都高速道路で、製油所はその手前側です。
 対岸がほんとうの陸地で、電源開発と東京電力の発電所、東京ガスの工場など、いままで紹介した施設(こちら側) は、海を埋め立ててできた埠頭にあります。


【南本牧埠頭コンテナターミナル】

南本牧ふ頭ターミナル

 カメラをさらに右へ振って、横浜港のほうを見てみます。
 赤いクレーンが見えるのは何だろうか、と調べてみました。
 財団法人 横浜港埠頭公社が管理する、南本牧ふ頭のコンテナターミナルのようです。同法人は、同社の案内によると、10のコンテナターミナル,2の多目的ターミナル、8のライナーターミナルを保有し,横浜港の物流機能の中心的役割を果たしていて、横浜市からの指定を受け公共コンテナターミナルの管理を行っているそうです。
 南本牧埠頭コンテナターミナルは、(株)マースクと(株)日新が借り受けて業務を行っているようですが、その右奥にもスペースが見えます。そこは公社が新しいコンテナターミナルを作るために開発工事中のようです。

 追記 :山手の木々さんの関連記事 → マリンタワーから見た根岸・磯子の工場と煙突

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 というわけで、ぼくも横浜港関連施設に急に詳しくなってきました(笑)。今後も少しずつ調べて記事にしていきたい、と思います。

2011年02月

  1. ヤブツバキ(02/28)
  2. 春霞の高層ビル群(02/26)
  3. 龍華寺 ~ 横浜市金沢区須崎町(金沢八景下車徒歩8分)(02/24)
  4. 早朝のツバキ(02/23)
  5. みなさんの質問にお答えして(02/22)
  6. 近所のニホンスイセン(02/21)
  7. 東京電力南横浜発電所 ほか周辺の施設について(02/20)
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