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報国寺 ~ 鎌倉の寺

2010.05.11(19:00)

報国寺前の滑川100425

宝戒寺、杉本寺と見てきましたが、本日は「報国寺」です。

この順番は金沢街道(鎌倉時代は「六浦道」)に沿って歩いています。
この道は朝比奈の切り通しを抜けて六浦、金沢八景方面へ抜けており、六浦の塩を鎌倉へ運ぶ道であった、とも言われているそうです。また、朝比奈の切り通しを抜けなければこちらの方面からは鎌倉へ入れない。その要所に金沢北条氏が陣取っていたわけです。

さて、金沢街道(六浦道)を西へ歩いていくと、「報国寺」の前辺りでは滑川(なめりかわ)に沿った道となり、鯉の姿も見られるなど、なかなかよい風情です。


報国寺とシャクナゲ100425

「報国寺」は、鎌倉幕府滅亡翌年に創建された足利家・上杉家の菩提寺(臨済宗)です。
鎌倉には、鎌倉幕府時代のお寺はあまり数多くは残っていなくて、足利時代のお寺が多いように思います。


報国寺庭園の如来像100425

報国寺は境内が美しく整備されて、たいへん美しいお寺です。
庭園にあった浮き彫りの如来像? それとも 菩薩像? でしょうか。


報国寺の竹林100425


背後に広い竹林があり、竹林の中には抹茶をいただける茶室もあります。


報国寺の苔の生えた石灯籠100425

竹林の奥の石灯籠です。


報国寺のやぐら100425

石灯籠の写真の右奥のほう、これは鎌倉では「やぐら」と呼びます。
やぐらは「墓」です。上流階級は法華堂という堂を建てて葬ることが多かったらしいですが、そんなことをしていたら、鎌倉では平らな土地がなくなってしまいます。それで、武士や僧侶のある程度以上の階級のものはこのようなお墓の形式となったのではないか、と言われているようです。
鎌倉の裏山へ入っていくとよく見かける光景です。

2010年05月11日

  1. 報国寺 ~ 鎌倉の寺(05/11)