FC2ブログ

タブノキの花

2010.04.29(21:37)

タブノキの花全景100417

ベリー来航を描いた絵に描かれている「大楠の木」がじつはタブノキであったように、横浜といえばタブノキ、そして根岸森林公園といえばタブノキです。
上がタブノキの花序の全体像です。
例年であれば芽吹きのときから記事にするのですが、今年は2、3月が忙しかったので、その余裕がありませんでした。


タブノキの雌性期の花100417

昨日少し書きましたが、植物は自家受精を回避するためでしょうか、両生花であっても、先に雌蕊が発達して、受粉すると雌蕊は退化し、雄蕊が発達するという経緯をたどる花が多いように思います。
タブノキもその典型で、上は「雌性期」の花です。
白い柱頭がはっきりと見えます。
それに対し、雄蕊は花被に貼り付いたようになっていて、立ち上がりません。
そのため、雄蕊は実際には9本あるのですが、6本しかないように見えます。
オレンジ色に見えるのは、仮雄蕊3本と、蜜腺6個です。
仮雄蕊と蜜腺の区別は、この写真から判別するのは困難ですが、雌蕊を囲む小さいオレンジ色三個が仮雄蕊で、その外側の大きなオレンジ色が蜜腺です。


タブノキの柱頭が退化し始めた花100417

上は柱頭が退化し始めた時期の花です。柱頭の白い部分がなくなって、雄蕊が立ち上がってきています。
雄蕊のうち、3本が柱頭に近づき始めています。数えれば9本あることがはっきりわかります。
このあと、花はいったん閉じて雄性期の花として開くのだそうですが、いったん閉じるのかどうか、ずっと見ているわけにも行きません。
虫が乗っているのは蜜腺です。外側の濃いオレンジ色6個が蜜腺。内側のやや小さいオレンジ色三個は仮雄蕊です。

タブノキの雄性期の花100424

上が雄性期の花です。
雄蕊9本のうちの3本が中央に集まり、蜜腺も伸びてきて、6本の雄蕊は伸び伸びとしています。
雌蕊はもう判別できません。

 -----------------------------------

そういえば、3月27日から、当ブログは6年目となりました。
タブノキについても、ようやくここまで書くことができるようになりました。

 -----------------------------------

長男の就職内定祝いにMACを購入、Windows も立ち上げられるようインストールするのに、試行錯誤を繰り返し、半日を費やしました。まだまだいろいろと調整が必要ですが、まあ、なんとか使えるようになりました。
本日の記事が遅くなったのはそのためです。

2010年04月29日

  1. タブノキの花(04/29)