
久しぶりに自宅の庭を離れて、根岸森林公園からです。
東向きの崖の上のほう、トウダイグサが咲き始めました。いや、咲き始めたという表現が適切なのかどうなのか、ちょっと納得がいかないところもあるのですが…。
4月6日撮影です。

腺体という「部品」があって、蜜を出すそうです。こいつもそれに惹き付けられて来たのかな?

まだ開きかけのときは上のような感じです。
こういうのを「杯状花序」というのだそうです。

時期が進むと、大きく膨らんだ子房がごろんとはみだしてきます。
矢印でもして、どれが腺体で、どれが雄花で…、とやりたいところですが、解説文を読みながら実物を見てもいまひとつ納得がいかず、間違うといけないのでやめておきます(笑)
世の中には工場フェチの人がいて、巨大工場にタンクだのパイプだの煙突だの、いろいろな装置・機械器具が並んでいる写真を撮り、いろいろと想像をたくましくして楽しむのだそうです。トウダイグサを見ていると、その気持ちがわかるような気がしませんか?
【アオキの花】(おまけ)
《雌花》(4月6日撮影)

このアオキは葉が斑入りで、とても立派です。
アオキは雌雄異株ですから、雄花だけの木と、雌花だけの木があります。
わが家の周辺は雌株か少なく、赤い実を楽しむことはあまりできません。
《雄花》(4月17日撮影)

背景にレッドロビンらしき葉があるので、派手な配色となっています。アオキの葉ではありません。
撮影のタイミングが遅く、花が終わりかけていてごめんなさい。