
12月19日、根岸森林公園内「馬の博物館」にわずかに紅葉が残っていました。
確か「イロハモミジ」と札がかかっていました。
【ヤツデの花について】
ひとつ前のヤツデの花の記事ですが、ご存じでない方が多いようなので、ここに自分のコメントを注意書きとして再録します。
自家受粉を避けるために、ヤツデは雄花の時期から雌花の時期へと変化します。その両方がある程度見えるように3枚組で撮りました。初めは雄しべが大きく、雌しべはほとんど目立ちません。花びらはしっかり開いています。
その花びらが外側へ反り返って落ちる頃には、雄しべも落ちてしまい、雌しべの柱頭が発達して大きくなります。夏にヤブカラシの花を撮られた方は、よく似た仕組みであることに気がつかれるかと思います。
花の真ん中のオレンジ色の部分には蜜があって、虫たちを惹き付けています。明らかな虫媒花です。