
上の写真、とても気に入ってます。
全体の構成がぼくの大好きな近現代絵画風なのです。ピカソがスイカズラを描いたら、こんな風になるかも…。

根岸森林公園でスイカズラを撮ったのはこれが初めて。いままで毎年見逃していたのでしょうか。

こちらは毎年撮影している近所の崖のスイカズラ。
今年はなかなかよいかたちにならず、ずっと撮影を控えていました。
ご存じと思いますが、時間が経つと花は黄褐色に変色します。ぼくは白いのが好きなので、変色した花を写したくなくて、黄色い花のないところを写したいのに、こちらの崖ではざうしても映り込んでしまうのです。
こうして並べてみると、やはり一番上が好きですね。
写真を撮るとなぜかふたつずつになると思ったら、そういう咲き方をする木なのだそうです。

地植えにしてきれいな花を付けたので、札を捜してやっと見つけたら、「ただ『オールド・ローズ』としか書いてなかった」と かみさんが怒っておりました。
うしろのほうに、まだミヤコワスレなどが見えております。5月16日撮影です。

ハクチョウゲ = 白丁花、アカネ科の低木で生け垣などによく利用されるそうです。
これは近所のマンションの植え込み。小さく刈り込まれていますが、それに強いのがこの木の特徴だそうです。
図鑑を見ると伸び伸びと枝を伸ばして咲いています。

雄しべでしょうかね、花弁と一体化してついていますね。日本ではふつう、果実はできないそうです。

5月2日頃に最初に見つけて、5月16日まで、いつ見に行ってもこんなふうに半分閉じていました。開かないのかな、と思ってましたが、ふと気がついたのは「午後咲く花か夜咲く花が、朝8時頃にいくから閉じて半開きになっているのではないか?」ということです。
マツヨイグサの仲間のどれかではないか?
背は低くて20数センチしかありませんが、草刈りにあった後に出てきて十分成長できなかった可能性もあります。これが都市型公園の困るところです。