
「曙」は野梅系・野梅性の一重の白梅ですが、萼が紅く、花数も多く、はなやかな感じがします。
下は傷んだ花が写っているので、本来ならボツにするところですが、ほかの花の様子がとてもよく撮れているので、ボツにするのがもったいなくて、紹介してしまいました。


11日に撮影してご紹介した「筑紫紅」は早く撮りすぎていまひとつきれいではなかったので、1月24日に撮り直した花をもう一度ご紹介します。
野梅系の紅梅です。


崖の上から下をみて撮影した「古今集」。枝振りもなかなか絵になります。
下は青空を背景にした「古今集」。
白梅は背景次第で雰囲気が変わります。


「蓮久」という品種名の八重の紅梅です。

腰痛で会社を休んでいた日、かみさんに「キツツキが来ている」と呼ばれて表へ出ました。
タンタンタンタン…、と高い音!
付け替えてきた望遠レンズ(150mm)で狙いましたが、崖の上で少し遠く、画像を確かめると、木を突く頭の動きが速すぎて顔がボケています。
感度を上げて撮ろうとするのですが、今度は木の向こうへ回ったり、背中を向けたり、せわしない動きについていくのがたいへんでした。

どう見ても野梅系・青軸性の緑萼梅の仲間ですね。「一重茶青」です。
ご覧の通り、画面の雰囲気がほかの梅とはがらりと違います。白梅なのですが、枝が緑、萼も緑色で、つぼみは黄色味がかっています。
だから撮影するほうとしても全体の雰囲気を大切にしたくて、つぼみをたくさん入れてみました。
同系統のウメとしては、根岸森林公園では「大輪緑萼」があります。
この梅林では、「文殊」につづいて二番目に好きになったのが「大輪緑萼」で、崖の途中に咲いているこの「一重茶青」には昨年はじめて気がつきました。
緑萼梅って、いい雰囲気でしょう?