
イヌタデでしょうか。
いくつか花が開いています。そうはいっても花弁ではなく萼です。花びらはないのだそうです。
下はぐっと近づいて撮影してみました。


撮影は7月19日、ほかのせみはまだ鳴いていなかったので、にいにいぜみかな、と思いながら撮りました。
朝まだ9時半前、土がこびりついていたので、もしやと思い、つついてみました。けっこう重いので、中身があるのかと疑いましたが、動きません。
写真をみると、背中が割れていました。だから抜け殻だったのですね。
今年の夏はまだせみは抜け殻と声だけ。姿を目撃していません。

近所にはヤマユリが見あたらないので、こちらは7月19日に撮影した舞岡公園のヤマユリです。
まだ咲き始めたばかりなのか、田の近くの小川の上に垂れ下がってひっそりと咲いています。
でも、ときどき日が射してくると、花弁の白さが引き立ちます。
うつくしい花ですねぇ。

こちらは古民家で育てていたヤマユリ。
いやあ、大きくて立派なこと!

駅までの通勤路の途中にピンクのオシロイバナの繁みがあります。
昨年は何回もその前を通っているのに、いつまで経っても咲きません。
ある日曜日の夕方通りかかったら、「あ、咲いてる!」
ややこしいことに夕方から咲き始める花だったのですね。
それなら、スパンキーの散歩の途中の、この朝のオシロイバナは何なのか?

根岸森林公園近くのこのオシロイバナたちも、スパンキーを散歩に連れて行く早朝ならまだ咲いていて、日が昇ると萎れてしまうようです。
さらに気がついたのですが、とてもややこしい話ですが、夏休みも終わって秋になると、けっこう昼間から咲いているのです。( ← 昨年確認済み)
いまのこの暑い時期は、たしかに夕方になってから咲き始める花なので、「夕方になったら咲き始める」という話を確かめるなら、いまのうちに確かめてくださいね。

モッコクの花をずっと待っていて、さあ、咲いたぞ、と撮ってみましたが…。

遠くから見ても近寄っても、あまりきれいなものじゃありません。

それにひきかえ、6月に撮影したこの葉のつややかなこと!
モッコクはやはり葉を観賞するものなのですね。


7月19日、舞岡公園の瓜久保の池(カッパ池)では、毎年のように赤いスイレンが咲いていました。花が少し遠いのですが、逆に池の面の様子がとらえられ、この池の雰囲気がよく出せたように思います。
この池については、白いスイレンの写真記事も読みましたが、昨年も今年も、まだ見かけておりません。
根岸森林公園の黄色いスイレンとは、またかなり違った印象を受けます。
カッパが相撲を取っている像が池の畔にあるのですが、カッパの足元が泥にかなり埋もれてしまい、相撲の技がまさに決まろうとしている瞬間の緊張感がなくなってしまっています。
(ピンクの字をクリックするとカッパの相撲が見られます)

今年も舞岡公園に出張してオオカバスを撮ってきました。
7月に入ると、夏の暑さために根岸森林公園の周辺では被写体の花々が激減します。それでほかの地区へ出て行きたくなるのですが、ちょうどその頃にオオガハスが開花している、というわけです。
ぼくの望遠レンズは倍率をもっとも大きくしても150mmなので、これでせい一杯。でも、このオオガハスをはぐくんでいる舞岡の谷戸の雰囲気は出ているように思います。