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石垣のタツナミソウ~これこそ押し寄せる波だ!

2008.05.05(21:09)

石垣のタツナミソウ正面

横浜の山手地区は明治のはじめに外国人の居留地が作られたところです。
タツナミソウが咲いているこの石垣は、直方体の石材(房州石)を縦横交互に並べ、端面が1つおきに出るように積まれています。この積み方を「ブラフ積」といい、山手地区を中心に見ることができます。居留外国人たちは、切りたった崖を「ブラフ(bluff)」と呼んでいたことから「ブラフ積」と呼ばれるようになった、とのこと。


石垣のタツナミソウ横から白

この石垣は、根岸外人墓地門前のSさん宅のものですが、Sさんは家の建替えにあたり、この石垣を残すということを強く主張されたそうです。
なぜなら、二十年の歳月をかけてこの石垣にタツナミソウを手植えしていき、春になるとこのように見事な花を咲かせるようになったからなのです。
立浪草とはこの花の特徴をよくとらえたネーミングだということが、横から撮影するとわかります。


石垣のタツナミソウ横からムラサキ

「野草の会」などに参加されているという花好きのSさんとは、こちらを何回か訪れているうちにいろいろと話をするようになりました。わが家でもSさんから白と紫それぞれのタツナミソウの苗をいただいて育てています。でも、こういう石垣はありませんし、こんなに見映えよく咲かせるには、長い年季が必要でしょう。


コバノタツナミソウ

コバノタツナミソウというのがあるそうですが、Sさん宅のタツナミソウはコバノタツナミソウではないようです。というのは、上が5月5日に大船フラワーセンターで撮影したコバノタツナミソウで、コバノタツナミソウはその名の通り、葉の大きさがとても小さいのでした。

2008年05月05日

  1. 石垣のタツナミソウ~これこそ押し寄せる波だ!(05/05)