
毎年楽しみにしている根岸外人墓地前のSさん宅のハクモクレンです。
昨年はまだ、「コブシとハクモクレンの違いは…」などと言っていましたが、慣れてきた目で見ると、まったく違いますね。

望遠レンズで少し花に近寄ってみました。

こちらは22日の午後に鎌倉駅西口付近を散歩した際、寿福寺の近くで撮影したハクモクレンです。陽を浴びて満開となっており、見事でした。

3月22日、本牧地区のコブシの並木はほとんど満開なのに、根岸森林公園では、ろくに開かないうちに散った小さな花弁がちらほら目に付き、まともに開花している花はほとんどありませんでした。
29日の朝の写真がこちらです。満開になれば全体が真っ白になるくらい美しい木立なのに、これはどうもいけません。樹勢の衰えなのでしょうか。

少し近づいて撮りましたが、もっと近づくと花が痛んでいるところが目に付きます。あまり近寄らないほうがよいのです。
このブログを始めた2005年はとても勢いがあり、素晴らしい光景を楽しむことができました。2006年はつぼみがほとんどつきませんでした。昨年はたくさんの花を付けましたが、2005年ほどではなかった。そして今年はこんな具合です。
1年置きに不調の年がやってきて、そして少しずつ衰えていくようで、心配です。

黄色い水仙が並んでいる中で、どうしたわけか黄色になり損ねた水仙がありました

馬の博物館には2種類のボケがあります。
両方とも比較的よく見かける種類です。

こちらのボケは、3月22日、西鎌倉へ散歩に出かけたときにもあちらこちらで同じ品種を目にしました。
下は西鎌倉を散歩中に見かけたボケ。


根岸森林公園の近くの方のお目当てはこちら。丘の上へ登ってくると「ハンブルグ桜の女王来園記念樹」と対面できます。これはふつうのソメイヨシノだと思います。

近寄って青空を背景に撮影すると、この通り。見事です!!!

構図を少し凝ってみました。

青空を背景に輝くような桜の花!
毎年のことですが、このサクラはすばらしい、と思います。
------------------------------
遅れて開花する桜はともかく、勤め人にとって桜はこの土日しか楽しむ機会がなく、しかも明日は曇天から雨になる可能性もある、というので、午前中にスパンキーを連れて花見をしました。
機材がレベルアップしていることもあって、このブログを始めて4年目の今年のサクラは、ようやくなんとか満足できるレベルの写真になってきたかな、というところです。
この季節になると、毎年、「自分はあと何回花見をできるだろうか」と思います。「願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」という西行の歌が、いつも心に響いているせいかも知れません。
季節の花のいのちはとても短く、だからこそいとおしい。この花とあと何回出会えるか、人も花もいのちあるはかないもの、という意識が強くあればあるほど、季節ごとの花との出会いはまさに大切なものとなってくるようです。
当ブログの開設は2005年3月27日ですから、昨日で4年目に突入したことになります。

下の記事「梅林の奥の白いサクラ」と同じような白さですが、開花時期はソメイヨシノよりわずかに早いだけ。
こちらは少し葉が見えていますが、「梅林の奥の白いサクラ」は満開が過ぎて散り始めるまで、母出てきません。
「梅林の奥の白いサクラ」とは、また別の種類のようです。

梅林の奥には、一本だけ真っ白なサクラを咲かせる木があります。
開花はいつもソメイヨシノより数日早く、29日にはすでに満開で散り始めていました。
梅林の奥の丘の上には、まだヤブツバキが赤い花を咲かせています。

その真っ白なサクラに近づいて撮影しました。
ソメイヨシノとはかなり雰囲気が違います。この白はソメイヨシノより目立ちます。これもなかなかいいな、と思います。