
玄関前のダンギクです。クマツヅラ科の多年草。
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こちらは一週間後。
このまま待っていたら、段になって咲くのでしょうか。
たぶん、上から順番なのでしょう。


悩むのは前の記事で終わりにして、これはただただ、美しさを味わっていただきたいです。
どこにでもある、ヒメツルソバです。

コニシキソウではなく、ニシキソウだ、と話題になったのは10月10日の記事でしたが、これはあのときの根岸外人墓地ではなく、根岸森林公園で見つけました。
地面を這っているだけでなく、約20cmほど立ち上がってきています。大きさも少し大きく感じます。

葉の付け根のこれは、いったい花なのか芽なのか、何がどういう状態になっているでしょう? どうもよくわかりません。

こういうどうということのない、何気ない写真がきれいに撮れていると、妙にうれしいです。
紅葉がきれいです。
虫が付いたとかで、ちょっと傷んだのでしょうか。

この群生の様子は見事です。
一緒に写っているのはススキなのかアシなのか、ひろしさんならおわかりでしょう。

せっかくの週末ですが、朝から激しい雨。夜には台風が来るといいます。
これではカメラを持って出られないので、横浜美術館へ「シュルレアリスムと美術」という展示を見に出かけました。
横浜美術館はシュルレアリスムの絵画やオブジェの収集に力を入れていて、常設展示品の中にもシュルレアリスムの美術品が多いので、これは同美術館にびったりの展示です。また、ぼく自身は学生時代に「シュルレアリスム研究」というゼミを選んだくらいに、この分野が好きなのです。
絵を鑑賞したり描いたりすることは、日頃の写真撮影とけっして無関係ではありません。いろいろな美術作品に触れることで、感性が刺激され、磨かれると思っていますし、草花中心の写真を撮るにも、あれこれ工夫する気持ちが出てきます。
シュルレアリスムは20世紀初頭という時代を考えると、いわゆる「前衛芸術運動」にあたると思いますが、ぼくは前衛芸術をけっこう楽しんでいます。日頃の野草などの写真でも、ぐっと対象に近寄って撮ったものの中には、抽象絵画にしたらおもしろそうな素材がたくさん出てきます。そういうのはとても楽しく感じます。
9月後半から10月前半にかけて、仕事がたいへん忙しくなり、厳しい日が続きました。休日になっても神経が興奮して早く目覚めてしまい、慢性的な寝不足で、肉体的にも精神的にも疲れ果てていましたが、どうやら休日に美術館へ出かけていく余裕をとりもどしたところです。
横浜美術館では土曜日の午後2時から30分間、クラシックのミニ・コンサートが開かれます。きょうは弦楽四重奏の日でした。雨天のために館内は空いていて、ゆったりとした雰囲気で作品を鑑賞し、音楽を楽しんできました。

根岸森林公園で以前撮影したエノキグサの繁みはほとんど大きくならず、ほかの野草に負けてしまいましたが、公園内の別の場所にエノキグサが大きくなっているのを発見しました。
そうか、全体は大きくなるとこうなるのか、とわかって、感動しています。
花に近づいて撮った写真と、このような全体像と、両方撮れることが理想ですが、大概はどちらか片方になってしまい、なかなか両立しません。