FC2ブログ

ソウタンムクゲ

2007.07.23(20:28)

20070723200547.jpg

「ソウタンムクゲとふつうのムクゲはどこが違うのか?」という疑問が nekocchiさんから出されていました。
茶人宗旦が「白のムクゲの中央に紅の入ったものを好んだ」ので、そう言い習わされて呼ばれたのだと思われます。茶花ですから、おそらくは小振りで、大きく開ききらない花が好まれたとは思いますが、小振りとはどの程度で、開ききらないとはどの程度かなどと詮索しても仕方がないように思います。
この写真のようなムクゲをソウタンムクゲというのだ、ということでよいのではないでしょうか?
同じような例として、ヤブツバキの仲間で、筒咲きのまま開ききらない小振りの花の種類をワビスケと呼んでいるわけですが、侘助はこれこれの品種から派生したもののみをそう呼ぶ、などと言ってみても仕方がないように思います。
もともとが茶人の「好み」から出てきた呼び名ですから、概ね上で述べたような特徴があり、茶花として適当と判断するなら、それがソウタンムクゲであり、それがワビスケだ、というべきだろうと思います。
「茶花として適当かどうか?」の判断はどういう基準で行うのか?
それはまあ、とてもここには書ききれませんが、きわめて感覚的なことなので、みなさんそれぞれに感性を磨いていただくしかないように思います。

2007年07月23日

  1. ソウタンムクゲ(07/23)