
ブログ「公園おさんぽ日記」のはもよう さんのおかげで昨年ようやく名前を覚えた蔓草、ヤマイモ科のオニドコロです。何にでもしつこくからみついていきます。
蔓は細いし、花は小さいし、やたらと曲がりくねるので構図はめちゃくちゃになるし、写真を撮るのは大変です。
下は何回も失敗し、二日かがりで成功した花のマクロ写真です。
これ以上大きくしようとするとボケてしまいます。
実際はもう少し白っぽい感じですが、多少彩度を上げて色を強調しないと、花のかたちがよく見えてこないので、修正して見やすくしています。


舞岡公園の古民家の前のコムラサキです。
舞岡公園のコムラサキは根岸森林公園と比較するとずっと明るいところにあるので、花がきれいに並んでいるところがわかるような写真を撮ろうと挑戦してみました。
でも、これが明るくなってもむずかしい。こんなところで妥協するしかないようです。

先週終わり頃から急に暑くなり、晴れ間も出て、いよいよ夏だなあという感じがし始めました。
夏の朝は、明るくなるとミンミンゼミが群れで移動してきて、家の近くの木で鳴き始めます。そうなるともう、とても寝ていられません。
子どもの頃はセミ取りの道具を持って飛び出していくのですが、土曜日はカメラを持って父の家の庭へ侵入。
経験のある方はご存じですが、アブラゼミと違ってミンミンゼミは用心深い。人間が近づく気配を察すると、鳴き方が変化します。そこでいっそう足音を忍ばせて、彼らを油断させなければなりません。
こういう写真はよほど運がよくないと撮れません。

7月中旬に舞岡公園で田のそばで撮影しました。
ハギは『花おりおり』によりますと13種類もあるとか…。ヤマハギとミヤギノハギが一般的なものらしく、ひろし さんにも教えていただきましたが、自分のテリトリではないので、さて、枝が直立していたのか垂れ下がっていたのかもよくわかりません。
直立していればヤマハギ、垂れ下がっていればミヤギノハギの可能性が高いというお話で、写真の感じからすると、どうでしょうか。
いずれにせよ、とても美しい姿です。


これは7月中旬に舞岡公園で撮影したヤブランです。
おかげさまで、ヒメヤブランとの違いもよくわかるようになりました。
過去の記録を調べてみると、根岸森林公園では2006年、2005年とも9月に撮影しています。7月というのは、かなり早いですね。
→ 根岸森林公園のヤブラン(2006年9月)
根岸森林公園のヤブラン(2005年9月)

6月30日撮影ですが、ようやく品種名がわかったので掲載します。
やや色がくすんできましたが、まだ赤い実が残っているようです。
上はオトギリソウ科ヒペリカム属のヒペリカムです。キンシバイやビヨウヤナギなどオトギリソウの仲間たちが話題になっている頃、下のような花を咲かせていました。下は6月16日撮影です。花が咲くとすぐに赤い実ができていき、それがまた美しいのでした。


なかなかひろしさんのようにはいきません。動き回る被写体をベストの角度で撮影するには、しっかりと安定したスポットを確保して、忍耐強くやらないと…。
眼にフォーカスを合わせたいとは思うのですが、とてもそんな余裕はありません。
「こらあ、逃げるな」「頼むから、じっとしてくれよ」と頭の中で言いながら撮影です。
この花は、何というのでしょうか? 何とかハギなのだろうとは思うのですが…。

こちらはタカトウダイです。