
花のときはひとつひとつきちんとひとつの花なのに、どうしてこんなにごつごつとくっつくのでしょうか。これは7月15日の撮影。

こちらは7月8日撮影。なにやらエロチックな感じがするのはぼくだけでしょうか?

昨年もこの墓石の前でオニユリの写真を撮りました。7月16日撮影。
毎年この時季になると、こんな感じになるようです。何か残された家族の想いがこめられているのでしょうか。

オニユリはこのムカゴがコオニユリとの区別のポイントだそうですが、わが家の周辺はふつうのオニユリばかりのようです。

このようにきちんと「花びら」がついているヤブカラシの花の写真は、午前中でないと撮れないらしいですね。午後になると花弁が落ちてしまうのだそうです。
家の周辺のヤブカラシが貧相なものばかりなので、いいヤブカラシはないかと捜しているうちに時期を失し、真ん中のオレンジ色の花盤ばかりになってしまって、午前中でもなかなか完全な花が見つかりません。
ようやく見つけたのがこれ。ひろし さんのように三脚を使わず、枚数で勝負して一枚くらい撮れるだろうというわけですが、そういう乱暴な撮り方ではなかなかよい写真が撮れません。
さて、花弁が落ち、雄しべが枯れた後に、真ん中の雌しべが伸びて受粉可能になるそうです。「時間差攻撃の花」ですね。

田んぼの花は根岸森林公園では見られないので、16日の舞岡公園ではミゾカクシを捜しました。二年目なのでぼくも慣れてきています。
まだ残っていました。しかもかたちと色のなかなかいい花がありました。

一度書きましたが、山手駅前の擁壁の半ば辺りに生えていたアカメガシワは、昨年の今頃は大きな雌花を観察できました。しかしその後、根元からばっさりと切られてしまい、今年の春は見る影もありませんでした。
ところが! ところがなんです。その根元のところからまた新しい枝を伸ばして大きくなってきました。いまのところ、昨年の三分の二くらいの大きさでしょうか。
上からのぞき込むとこんな感じです。アカメガシワの名前の由来がよくわかるように思います。
それにしてもすごい生命力です。
こんなところで大きくなるのは下の通行人にとって危険ですから、また切られる運命かとは思いますが…。

舞岡公園のオオガハスを見に出かけたのは嵐がおさまった翌日の16日でした。
そのためかどうか、ハスのある池の畔にはロープが張ってあって近づけず、遠くからしか眺められませんでした。残念です。

舞岡公園には何回か来ているのに、この池までやってきたのは初めてなのですが、なんとこんなところに赤いスイレンが咲いているではありませんか?
かなり遠いので、望遠レンズで目一杯拡大して撮影しています。
(これって、スイレンですよね、ひろし さん? )

擁壁の上のオニユリが垂れ下がって、たまたま目の高さにありました。
じっと観察していて気がついたのですが、オニユリの花びらって、たくさんの凹凸があるのです。
それを撮ってみようと思いました。
いかがでしょう? かなりの突起です。どうしてこういうふうになっているのか、何か意味があるのかな、などと考えています。