
こうした常緑の広葉樹というのは花が咲いたり実がなったりしないとなかなか名前がわからないものです。昨年近所の坂道の崖の上に花が咲いている木を見つけて、葉を調べ図鑑を調べて、ようやくサンゴジュだとわかったものの、見上げた空に白い小さな花というのはとても写真写りが悪く、紹介できるような写真になりませんでした。
今年は、できればもっと近くで観察できる木を捜そう、と思っていました。
先月根岸森林公園を歩いていたら、この写真の花のつぼみを発見。葉をしげしげと眺めて、この時季に花が咲き、しかも葉脈や葉の形からして「これぞ、サンゴジュ」と断定。開花するのを待ちかまえていて撮影しました。

近くによって撮影した上の写真ですが、花が2種類あるのか、それとも、時間的な前後関係があるのか、よくわかりません。
以前住んでいたマンションにこのサンゴジュの植え込みがあり、虫が付きやすくて駆除が大変だったことを記憶しています。

アジサイの萼が渦状になっているから「渦紫陽花」というのだとか。
わが家の周辺でもけっこう見かけます。ガクアジサイ系の品種だそうです。
花はどこにあるかというと、近づいて撮影した下の写真をご覧ください。


ニゲラが実になりました。花もおもしろいし、実になってもおもしろい。
楽しませてくれます。
下は5月27日に紹介したニゲラです。
