
ようやく晴れ間が出て、雑草に秋の陽があたっています。

根岸森林公園の前の通りの某宅の壁を覆っている蔓草。葉が暗い緑でやや陰気な感じです。長い間黒くて丸い実をつけていました。
これは何だろう、とずっと気にしていたがわかりません。
23日土曜日、近づいてみたら花が咲いています。なんだかぱっとしない花です。
よく見ると雄しべが見あたりません。落ちてしまったのでしょうか。しろっぽい粉のようなものは花粉でしょうか。花粉なら、どこから出てきたのでしょう? ?
下が花の拡大写真。蟻がついているのがわかります。

図鑑で調べていたら、どうもキヅタのようなのですが、それにしても雄しべが見えないのです。

青木玉さんのエッセイ集を紹介します。
自然観察、とくに木が好きな方にお薦めです。
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あちらこちらで見かける光景ですが、これはヤマイモ科の多年草でオニドコロという蔓草の雄花だと、「公園お散歩日記」のはもようさんのブログで教わりました。
ここは根岸森林公園の梅林で、からまれているほうはボケです。
上の写真、右の下のほうに赤く写っているのはヒガンバナのようです。

なぜいまさらフヨウかというと、ちょっとおもしろく撮れたから。
ご覧ください。

うーむ。やはり雨に濡れていないほうがすっきりしてきれいに写るように思います。ヒガンバナはときどき嫌いな方もいらっしゃるようですが、豪華繊細できれいです。

薄暗い林の中で陽を浴びるヒガンバナ。
ファイルの大きさの上限近くなので、少しトリミングしました。

「馬の博物館」の庭で見つけたキンモクセイ。さほど強い芳香は感じませんでした。
下は花を大きく写してみました。


これはキンモクセイと同種だが、色が違います。
キンモクセイと同じ「馬の博物館」にあり、『花おりおり』や『葉で見わける樹木』によるとウスギモクセイといいます。ウスギは「薄黄」のことのようです。