
ハーブのフェンネルは、昨年までわが家の玄関脇で隆盛を誇っていたのですが、なぜかなくなってしまいました。
これは近所のお宅の花壇です。
アゲハチョウがフェンネルを好きらしく、派手な色のイモムシをカメラにおさめたこともありました。
花は小さいですが、背が高く、けっこう目立ちます。


シイノキの林の奥にヘラオオバコの集落を発見しました。
この付近は定期的な草刈りを免れている区域。雑草ものびのびとしています。


同じシイノキの林の奥、ネジバナの集落のすぐそばでネジバナも見つけました。静かな場所なので、座り込んでじっくりと慎重なマクロ撮影に取り組みました。


根岸森林公園のトチノキ(栃の木)を紹介するのはこれがはじめてです。巨木です。ブログを始めた頃は、この大きな葉はいったいなんだろう、と思っていました。
木が大きすぎて、今年も花を見過ごしてしまいましたが、そろそろ実ができはじめる頃だろうと捜してみたらこの通り。
葉も、トチノキらしい感じに撮れました。

根岸森林公園のネムノキは、昨年はほとんど全滅でした。その後も木全体がかなり痛んでいる様子でしたので心配でした。
5月下旬頃からようやく葉をつけ始めたのが、6月25日にはたくさんのつぼみを確認できました。
そしてやっと開花したのがこの写真です。
つぼみが写っています。それが突然こんなふうに開花する、不思議な感じです。
葉も写っていますが、夜になると葉が閉じるでネムノキというのだそうです。一度日没後に出かけて確認したいと思います。

上はネムノキの全景です。


アジサイでふつう花と思われている部分は、じつは花ではなく萼が変化したもので、装飾花と呼ばれています。
こんもりとした感じのセイヨウアジサイは、装飾花ばかりになっていて、花がありません。
アジサイのほんとうの花は、ヤマアジサイやガクアジサイの真ん中の部分で開いています。
そこをのぞき込んだのがこの写真です。


萼=装飾花がまるまってお椀のようなかたちになったままのアジサイをときどき見かけます。
ウズアジサイという品種だそうです。
近寄ってみると、ひとつひとつの装飾花の真ん中に花が見えます。