
最初の2枚は iPhone11Pro で撮影した写真です。
とくに上1枚目の横長の写真は、iPhone11の超広角レンズの利点を思い切り活用した写真で、私が使っている CANONのズームレンズの広角側 24mm よりもはるかに広い部分が写ります。
iPhone11 ならではの写真だと言えるでしょう。
昨日の繰り返しになりますが、この付近は岡山県倉敷市。倉敷市は海に面していて、瀬戸大橋の本州側の起点になっています。
鷲羽山は海抜133m ですが、文豪の徳富蘇峰が「秀でた風景をこの峰に集める」と賞賛して鍾秀峰(しょうしゅうほう)と名付け、展望台などがあって瀬戸内海を眺められることで名が知られている、とのことです。
駐車場からの登りはかなりきついです。とくに長男は抱っこ紐で孫を抱いており、頂上まで登った体力はさすがでした。
しかし、できるだけ瀬戸大橋の倉敷側の起点に近寄って撮影しよう、などとこだわると、頂上まで登っただけではダメで、さらに下って行かなければなりません。
一度下ったら、帰りはまたもう一度登ってこなければならなくなりそうなので、適当なところで「この辺りでいいや」と妥協しましたが、讃岐うどんの後は、かなりハードな午後になったのでした。
さて、以下はいつもの一眼レフで撮影した写真です。
iPhone とは異なり、ごく自然な画像になります。
一眼レフの EF24-105mm f/4L IS USM というレンズだと、1枚目ほど広い範囲は写りません。
逆光ですので、かなり厳しい撮影となっています。
上は、鷲羽山頂上付近から撮影した下津井港だろう、と思います。
上のような眺めは、過去に一度も体験したことがありません。
おお、これが瀬戸内海なのか! と感動しました。
鷲羽山はハゼノキ(櫨の木)が多く、美しい紅葉が見られました。
ウルシ科ウルシ属の落葉小高木です。

撮 影 日:2020.11.14
撮影場所:香川県坂出市・与島パーキングエリア
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ
11月14日、岡山から瀬戸大橋を渡り、香川県の「おか泉」という地元で人気のお店へ手打ちうどんを食べにいきました。
帰路はまた瀬戸大橋を渡るのですが、瀬戸内海の島々を低い視点でも眺めてみたい、と与島のパーキングエリアに立ち寄りました。
ふつうだったら自動車で立ち寄った島の名前にとくにこだわることはありませんが、19日に首都圏でニュースが流れ、香川県坂出市の与島沖の瀬戸内海を航行中の小型船が沈没したとのこと。
しかも、修学旅行中の小学6年生52人を含む計62人が乗船していたというのです。児童含む3人が体温の低下などを訴えて病院に搬送されましたが、幸い大事には至らなかったとのことでしたが、ニュースで画像も流れてびっくりしました。
事故の原因は岩場の多い与島の浅瀬に乗り上げたということのようです。
これでもう「与島」の名前を忘れることはないでしょう。
橋を見上げてびっくり。
岡山駅と香川県高松市の高松駅とを結ぶJR西日本とJR四国の鉄道路線「瀬戸大橋線」が上を通って行きました。
さて、この後、パーキングエリアから再度瀬戸大橋に乗り、岡山県倉敷市の鷲羽山へ登ります。
倉敷市は海に面していて、瀬戸大橋の本州側の起点になっています。
鷲羽山は海抜133m ですが、文豪の徳富蘇峰が「秀でた風景をこの峰に集める」と賞賛して鍾秀峰(しょうしゅうほう)と名付け、展望台などがあって瀬戸内海を眺められることで名が知られている、とのことでした。
上は鷲羽山を登り始めてまだ低い位置から撮影した一枚。
このような眺めは私は初めてで、瀬戸内海の風景の魅力はこれか! と感動しました。
ということで、この記事は次回「鷲羽山と瀬戸内海の島々」に続きます。当ブログらしく、植物の写真も出てきます。

撮 影 日:2020.11.13
撮影場所:岡山県総社市・豪渓
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ
一部は昨日の繰り返しになりますが、岡山観光WEB の言葉を借りますと「豪渓」とは「花崗岩と紅葉の美しい岡山県を代表する名勝」です。
「高梁川支流の槇谷川が花崗岩の台地を深く削って懸崖を形作り、主峰の天柱山(海抜330m)をはじめ、剣峰・雲梯峰など奇岩怪岩が天を突くようにそびえ立」っています。日本五大名峡のひとつだそうです。
花崗岩は火成岩ですが、深いところでできる深成岩で、建材としてはとても硬いけれど、温度差のあるところではぼろぼろに風化しやすい、といいます。
風化し、槇谷川の流れで浸食されて、このような形に残っているのだろう、と推察しています。
〈以下は iPhone にて撮影したもの〉
iPhone11 及び iPhone11Pro の特徴のひとつは、広い視野の超広角レンズです(上の写真)。
最後の2枚(上と下)は、かみさんが iPhone11 で撮影した写真。
さて、この翌日は長男夫婦の自動車で瀬戸大橋を渡り、孫も連れて、香川県へ讃岐うどんを食べにいくことになりますが、瀬戸大橋と鷲羽山の様子など、また近いうちに紹介しようと思います。

撮 影 日:2020.11.13
撮影場所:岡山県総社市・豪渓
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ
岡山観光WEB の言葉を借りますと豪渓とは「花崗岩と紅葉の美しい岡山県を代表する名勝」です。
「高梁川支流の槇谷川が花崗岩の台地を深く削って懸崖を形作り、主峰の天柱山(海抜330m)をはじめ、剣峰・雲梯峰など奇岩怪岩が天を突くようにそびえ立」っています。日本五大名峡のひとつだそうです。
場所は岡山県総社市槇谷、岡山市の北西の山の中です。高梁川の東側を流れる槙谷川が花崗岩の山々を侵食して、奇岩奇峰が連続する深い渓谷をつくっています。
急な斜面に陽射しが当たるので、カエデ類の紅葉が美しく映えます。
岡山市内に居住する長男の自動車だからこそ、気軽に来られたのであって、道路は狭く、駐車場は少なく、シーズン中の週末は大混雑になるそうですが、この日は金曜日の午後1時頃に到着したので、混雑はしていたにせよ、30分程度の待ち時間で済みました。
この記事は「豪渓の奇岩と紅葉(その2)に続きます。
【本殿への階段】

撮 影 日:2020.11.13
撮影場所:岡山市・吉備津神社
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ
備中国一之宮吉備津神社のホームページによると、
---- 当社、吉備津神社は岡山県岡山市にあり、大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。
---- 大吉備津彦大神は、記紀によれば、崇神朝四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られたとされています。古来より、吉備国開拓の大祖神として尊崇され、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られています。
とのこと。
最初に本殿への長い階段を登る。
【国宝本殿】
拝殿は写真右の端、登ってきた階段の正面に位置している。
【オオイチョウ】
先日紹介したオオイチョウは、本殿の前の広場を挟んで向かい側にある。
【本殿裏から長い廻廊を下る】
本殿の裏側から、長い廻廊が緩やかな斜面を下っており、廻廊の裏山にはアジサイ園、梅林などが広がっているらしいが、この日、総社市の紅葉の名所「豪渓」を訪れる予定だったため、上の方まで登っていくのは控えた。
廻廊の左・山側には、数多くの社がある。
上の写真は水子慰霊社。
下の写真は、左側から春日宮、大神宮、八幡宮。
この記事は、次回「吉備津神社(その2)」に続く。