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聖光学院周辺の花々 2020.05.19 -- 1

2020.05.19(20:45)

 スキップとの散歩は根岸森林公園でボール投げをやって走って、そのあと一周する。このパターンが、彼がもっとも満足するとわかっていたから、散策はどうしても根岸森林公園だけで終わってしまう。
 その周辺には足が向かなくなっていた。
 彼がいなくなってみると、ここ数年付近の様子をろくに知らないままで過ごしてきたことが、身に染みてわかってきた。

【ハタケニラ】(畑韮

200513 聖光学院周辺 ハタケニラブログ用

 撮 影 日:2020.05.13
 撮影場所:聖光学院周辺
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下撮影日のみ記載

 根岸森林公園の外周から聖光学院中高等学校へ下っていく途中、突然であったこの花は何だろう。
 「ハタケニラ」かなと見当を付ける。ノビルはもう少し色が付いてきれいなはずだ。ハタケニラだろう。下のほうは土塀に隠れてよく見えない。
 ハタケニラは小石川植物園で憶えた。まあ、簡単に言えばネギの仲間(ネギ亜科ハタケニラ属)である。
 背景のボケはヒルザキツキミソウだ。


【ヒルザキツキミソウ】(昼咲き月見草)

200511 聖光学院周辺 ヒルザキツキミソウ1ブログ用

 撮 影 日:2020.05.11

 ヒルザキツキミソウが繁茂している崖が家から10分足らずのところにある、とは知らなかった。
 アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。北米原産の帰化植物だ。
 雌しべが白く、炎天下ではとても見分けにくいが、開いた花に影が映るのでそれとわかる。


【エゴノキ】

200513 聖光学院外周 エゴノキブログ用

 撮 影 日:2020.05.13

 聖光学院の外周には数多くの木が植えられていた。フェンスがあるが身を乗り出して撮影する。
 エゴノキの花が咲いている。逆光になって焦点を合わせにくい上に風が吹く。近所にほかにエゴノキの花を見られるところはないと思うので、なんとかここで撮っておきたい、と奮闘した。
 エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木だ。果実を潰して川に流し、魚を麻痺させて捕獲するという方法があった、という。

200513 聖光学院外周 エゴノキ2ブログ用


【カラタネオガタマ】(唐種招霊)

200513 聖光学院外周 カラタネオガタマ1ブログ用

 撮 影 日:2020.05.13

なんと5、6本のカラタネオガタマの木がある。花が咲いているが、フェンスを乗り出して開いた花を捜し、撮影するのはかなりむずかしい。
 花は数多く咲いているのに、なかなか内側が見えないし、焦点を合わせにくい。
 結局ここへは3度通ったが、2回目がもっとも収穫があった。
 この花は寿命が1日〜2日と短いことが知られている。次から次へと開花してもせいぜい10日間くらいだ。
 カラタネオガタマは中国南部原産、モクレン科、オガタマノキ属。樹高4mくらいになるが、ここではまだ2.5m くらいだった。バナナの香りがするというが、フェンスが邪魔で薫りを嗅ぐことはできなかった。

200515 聖光学院外周 カラタネオガタマ2ブログ用

 撮 影 日:2020.05.15


【ユウゲショウ】(夕化粧)別名:アカバナユウゲショウ

200513 聖光学院周辺 アカバナユウゲショウ1ブログ用

 撮 影 日:2020.05.13

 フェンスの向こうでアカバナユウゲショウが群生している。
 数が多くフェンス際にも顔をのぞかせているのを撮影した。
 アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。


【ノイバラ】(野茨)

200511 聖光学院周辺 ノイバラ1ブログ用

 撮 影 日:2020.05.11

 聖光学院近くのマンションの植え込みで、ノイバラが咲き残っていた。
 ノイバラは強健で、バラの台木として利用される。わが家のバラ「サザンホープ」はノイバラの台木にかみさんが接ぎ木して咲かせたものだ。


聖光学院近辺

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