寒白(ハナモモ) 2017.02.27 -- 1

2017.03.27(17:40)

170318 イングリッシュガーデン ハナモモ寒白1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.03.18
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 「寒白」は最も早咲きのハナモモだそうです。
 八重咲きで色は純白、萼は緑色、ほぼ同時に新緑の葉が出てきます。


170318 イングリッシュガーデン ハナモモ寒白2

 朝日新聞社の『花おりおり』によりますと、「寒白」は「関白」とも表記され、戦前から知られていたそうですが、明治をさかのぼらないとのことでした。


《参考》根岸森林公園のハナモモ「寒白」(2016.03.17)

160317 ハナモモ寒白 根岸森林公園

 撮影場所:根岸森林公園
 撮影日:2016.03.17
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

 例年根岸森林公園でもハナモモを撮影していますが、品種はやはり「寒白」だと思われます。
 根岸森林公園の「寒白」は東に高い崖と林があり、午前中は陽の当たり方が刻々と変化します。撮影がとても面倒なので今年はパスしたのですが、ここイングリッシュガーデンで出会うと、やはりこの美しさに惹かれ、レンズを向けてしまいました。

ベニバスモモ(紅葉李) 2017.03.21 -- 1

2017.03.21(17:05)

170318 イングリッシュガーデン ベニバスモモ1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.03.18
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 何だか変なサクラだな、と思いました。
 花柄はちゃんとあるので、梅ではありません。では何か早咲きの桜の一種かと思いましたが、昨年はサクラにはきちんとあった品種札が立てられていないのです。
 事務所へ訊きにいってもわからず、花の世話をしている人に尋ねても「それは河合さんでないと…」という返答。
 河合さん、というのは横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザーをされている河合伸志さんのこと。まさか呼び出すわけにもいかず、と諦めかけていたところへご本人が通りかかり…
 「それはスモモです」との回答でした。
 スモモはバラ科サクラ属の落葉小木ですから、似ていてもおかしくはないのです。


170318 イングリッシュガーデン ベニバスモモ2

 ネットでスモモの花を検索すると
  ・色は純白
  ・葯の色は黄色
  ・葉も萼も緑色
 なので、この木は「ベニバスモモ」だろう、と思われます。
 園内をずっと回っていくと数本植えてあり、当日もそのうちの1本に「ベニバスモモ」の札が立てられていました。漢字では「紅葉李」です。


170318 イングリッシュガーデン ベニバスモモ3

 雄しべの赤い葯と紅褐色の葉が目立ちます。樹の肌もサクラとよく似ていますがやや赤みがかかっていました。


170318 イングリッシュガーデン ベニバスモモ4


170318 イングリッシュガーデン ベニバスモモ5

クルサル 〜 英国産の桜 2017.03.18 -- 1

2017.03.18(18:35)

170318 イングリッシュガーデン クルサル

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.03.18
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 3月4日の記事で「オカメ」を紹介した際、『オカメというサクラは、かつて日本の桜を熱心にイギリスへ紹介したコリングウッド・イングラムという英国人園芸家が作出したものです』と書きました。
 「オカメ」は カンヒザクラ X マメザクラ の交配によって作出されたのですが、今回の「クルサル(Kursar)」というサクラは、そのコリングウッド・イングラムが チシマザクラ X カンヒザクラの交配によって作出した、とされているようです。
 一方の親を カンヒザクラではなくて ベニヤマザクラ(オオヤマザクラの別名)である、としているサイトもあるようですが、現在は カンヒザクラが片親だとする説のほうが有力のようです。


170318 イングリッシュガーデン クルサル3

 英国の Pippin Trees ほかのサイトで苗の販売などが行われていることを確認しました。
 Pipin Treesでは1年もの 24.95ポンド、2年もの 44.95ポンドでした。ほかでも似たような価格でした。


170318 イングリッシュガーデン クルサル2

 日本国内でも、たとえば 多摩森林科学園サクラ保存林など 複数の場所で見られるようです。

 オカメとの見た目の違いですが、私の印象としては
  ・オカメのほうがやや色が濃い
  ・クルサルのほうが平たく大きく開く
  ・オカメの方ほうが下向きに咲く花が多い
  ・クルサルのほうが少し花が大きい
 などの違いを感じます。


《参考》オカメ (2月28日 撮影)

170224 環境支援センター オカメ2

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.02.24
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 最後にもう一度「オカメ」の写真を掲載しておきますが、やはりカンヒザクラが片親らしく、オカメと花の色や形などはよく似ているように感じます。こういう雰囲気がイングラムの好みだったのかな、などと思わせます。


〈お詫び〉

 いろいろと事情がありまして、ブログの更新が間遠になっております。
 サクラだけでもなんとか頑張ろうということで、久々の更新となりました。

横浜イングリッシュガーデンのクリスマスローズ 2017.03.05 -- 1

2017.03.05(18:15)

170228 インクリッシュG クリスマスローズ1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.02.25
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 今回は、園芸種のクリスマスローズを楽しんでいただきましょう。
 クリスマスローズはわが家にもたくさんありますが、朝しか陽があたらない花壇で育てているので、もう少し背丈が伸びないと撮影がしにくい。
 そこで今回は、いろいろな種類が植えられている横浜イングリッシュガーデンで撮影したクリスマスローズを並べてみました。


170228 インクリッシュG クリスマスローズ2


170228 インクリッシュG クリスマスローズ3


170228 インクリッシュG クリスマスローズ4


170228 インクリッシュG クリスマスローズ5


170228 インクリッシュG クリスマスローズ6


170228 インクリッシュG クリスマスローズ7


170228 インクリッシュG クリスマスローズ8

ギンヨウアカシア 2017.03.02 -- 1

2017.03.02(18:30)

170228 イングリッシュガーデン ミモザ1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.02.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

ギンヨウアカシア(通名:ミモザ)です。マメ科の樹木です。
オーストラリア原産のため日本では育てにくいのでしょうか、花の咲いている様子を久しく見ていませんでした。
黄色いフサフサは多数の雄しべだそうです。

170228 イングリッシュガーデン ミモザ2

サンシュユ 2017.03.01 -- 1

2017.03.01(20:50)

170228 イングリッシュガーデン サンシュユ4

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.02.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

 2月28日に撮影した横浜イングリッシュガーデンのサンシュユです。
 上は品種不明。下4枚は「金時」という園芸種を撮影しました。
 今晩は、蘊蓄はなし。写真のみです。


170228 イングリッシュガーデン サンシュユ5

 以下、レンズが EF100mm f/2.8L Macro IS USM に変わります。


170228 イングリッシュガーデン サンシュユ


170228 イングリッシュガーデン サンシュユ2


170228 イングリッシュガーデン サンシュユ3

ハロウィーン・ナイトにドライブに行こうぜ ! 2016.10.22 -- 1

2016.10.22(17:10)

151018 イングリッシュガーデン ハロウィーン飾りの車

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2016.10.18

 今晩はブログはお休みです。
 法事があり、出掛けておりました。
 疲れておりますので、また明晩にでもお会いしましょう。

和バラは秋がよく似合う 2016.10.19 -- 1

2016.10.19(20:35)

 秋バラは香りがよい、と言われますが、香りはどうしても写真では伝えられない。
 そこで今晩は色の話題です。
 秋といえば「収穫」と「枯れ葉と紅葉」のイメージ。色は黄色や柿色を含む茶系で、赤やオレンジ色も彩りを添える。
しかしちょっとくすんだ感じ、で来たるべき冬を感じさせる色。
 日本人はそういう渋い色合いを好むので、和バラの育種家もそういう色合いを求めて、新しい品種を生み出してきたように感じます。
 ここで扱う和バラはどれも、個人の育種家が生み出してきたものです。


【アンゲリカ】

161018 イングリッシュガーデン アンゲリカ

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2016.10.18 以下同じ

 作出年:2010年
 育種家:吉池貞蔵


【ソワレ】

161018 イングリッシュガーデン ソワレ

 作出年:1997年
 育種家:寺西菊雄


【ローズ・ドラジェ】

161018 イングリッシュガーデン ローズ・ドラジェ

 作出年:2010年
 育種家:河本純子


【エスプレッソ】

161018 イングリッシュガーデン エスプレッソ

 作出年:2005年
 育種家:寺西菊雄


【禅】

161018 イングリッシュガーデン 禅1

 作出年:2005年
 育種家:河合伸志


161018 イングリッシュガーデン 禅2

 この「禅」というバラの育種家 河合伸志 さんが、横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザーをなさっています。


161018 イングリッシュガーデン 英国旗のベンチ

消化不良の桜の品種調べ 〜 舞姫、須磨浦普賢象 など 2016.05.04 — 2

2016.05.04(21:10)

【舞姫】

160406 イングリッシュガーデン 舞姫

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2016.04.06

 これまで紹介してきたサクラの品種のうち、「アーコレード」と「舞姫」は、山と渓谷社の「日本の桜」に掲載されていません。
 「日本の桜」は1993年の出版であり、「舞姫」は2012年に量産開始、おそらく「アーコレード」も93年以降に知られるようになった桜なのでしょう。
 「舞姫」ははなやかな花なのですが、この手の淡い色合いの桜は、曇天の空では引き立たず、写真もきれいに撮れません。写真もサンプルとして一枚だけとさせていただきます。
 この「舞姫」、ほぼ失敗写真ばかりの「八重紅枝垂れ」、三輪しか咲いていなかった「陽光」、やはり数の少なかった「天の川」「菊枝垂れ」などについてはまた来年に譲ることにして、本年の桜の品種調べの最後は4月22日に撮影した「須磨浦普賢象」です。


【須磨浦普賢象】

160422 イングリッシュガーデン 須磨浦普賢象1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2016.04.22 以下同じ

 イングリッシュガーデンの桜が植えられているのとはまったく別のセクションの端っこでいきなり出会いまして、「え? なんだ? これは桜なのか?」とカメラを向けつつ、名札を捜しました。
 正直に言いまして、私の感覚ではこの状態のこの花はとうてい美しい桜とは言いがたく、でも見つけた名札で「普賢象」っていうのは確か有名だった。なぜこんな花が…、という印象でした。


160422 イングリッシュガーデン 須磨浦普賢象2

 あとで調べてみると、「咲き始めは赤味が強く、時間が経つにつれ白くなっていく。最後は中心部からまた紅くなる」という記述をどこかで見まして、4月29日に再訪しましたが、どうやら遅すぎたらしく、ほとんど散っていました。
 「日本の桜」に掲載されている「普賢象」はたいへんきれいな八重桜なので、とても悔しいというのが本音です。
 葉化した日本の雄しべが突き出ている様子から「普賢菩薩」に付きものの「普賢象」と名付けられたそうですが、この咲き方ではさっぱりわかりません。


160422 イングリッシュガーデン 須磨浦普賢象3

 また、ネットで調べると「本種 須磨浦普賢象 は、1990年神戸市須磨浦公園内のフケンゾウの中から発見された品種です。現在、日本花の会結城農場で栽培されています。フケンゾウの枝変わりで最初花色は淡黄緑色ですが散り際、赤くなってきます」とあります。
 それならば、逆に、最初に撮影した22日でも遅すぎたということなのでしょう。最初はウコンのような色、ということのようで、開花が進んで赤みが混じり、きれいでなくなったところを撮影した、ということのようです。

 というわけで、これも「また、来年」に期待しましょう。

 反省点:桜は開花後の色変化がとても激しい。ソメイヨシノやオオシマザクラでさえ色変化する。
     新しい品種を知るためには、2日おきくらいに通わないと変化の様子はわからない。

 今年は長女の出産で孫の世話をしなければならない、などのハンディのほか、天候もきわめて不順でしたので、来年はまた頑張りたい、と思います。

 なお、本日はこの記事の前に「今日の庭のバラ(5月4日)」という記事があります。

サクラの品種を知る楽しみ(4) 〜 富士桜、太白ほか 2016.05.02 -- 1

2016.05.02(19:00)

【富士桜(淋宝)】

160406 イングリッシュガーデン 富士桜1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2016.04.06 以下同じ

 富士桜というのは、一般にはマメザクラことで、その中にいろいろな園芸種があるようです。
 Wikipedia の記述では、マメザクラは桜の野生種の一つ。富士山近辺やその山麓、箱根近辺等に自生しており、フジザクラやハコネザクラともいう、とあります。この種は樹高が大きくならず、花も小さいという特徴があります。


160406 イングリッシュガーデン 富士桜2

 写真の富士桜には「八房性」との添え書きがありました。八房性(やつふさしょう)とは、普通種に比べ、枝や葉が小さく詰まってできる品種のことで、盆栽に非常に適している、と言われています。しかし、イングリッシュガーデンの富士桜は盆栽ではありません。立派な成木でした。盆栽仕立てにはしなかった、ということでしょう。
 この桜はマメザクラ群の園芸種の富士桜「淋宝」と思われます。横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザー河合伸志さんのブログの中に言及があり、判明しました。


160406 イングリッシュガーデン 富士桜3


160406 イングリッシュガーデン 富士桜4


【太白】

160406 イングリッシュガーデン 太白

 「太白」はイギリスの桜研究家 Ingram氏が1930年に来日したとき、彼の自邸の庭にあるのと同じ桜の品種が日本の図面にあるのを見出したものです。日本では絶滅していたと考えられていた「太白」をイギリスから逆輸入し、繁殖栽培することになり、各地に植えられるようになったとのことです。


160406 イングリッシュガーデン 太白アップ1

 花弁が丸みを帯び、大きいです。多少皺がより波打ったような感じになるとのこと。
 甲府駅北口歴史公園にあるものが有名だそうです。ヤマザクラ群のうち、サトザクラの仲間とされています。


160406 イングリッシュガーデン 太白アップ2


《横浜イングリッシュガーデンについて》

 「横浜イングリッシュガーデン」は基本的にバラ園が中心ですが、バラのオフ・シーズンでも集客に力を入れようと、春は桜に力を入れ始めたようです。約30種を揃えたとの情報を入手して、今年の春はサクラを見ようと通いました。
 中にはまだ木が小さいものもあり「陽光」などは3輪の花を咲かせたのみ、というのもありましたが、たとえ園芸種とはいえ、多種の桜を知ることはその元となった原種についての知識も深めることに繋がり、何よりも美しい花々を眺める楽しみがありました。
 今年は3月下旬以降、家庭の事情から遠くへ外出できなくなったため、自家用車で片道20分で行くことのできるイングリッシュ・ガーデンは大きな楽しみとなりました。
 ただ、桜は咲き始めから咲き終わりまで、とくに花色についてはがらりと姿を変えるものが多数あり、数日ごとに別の品種が開花したりするので、いちいち入場券を購入していては料金が嵩みます。
 私は年会費3000円を支払ってクラブのメンバーになりました。これでバラの季節も何回でも通えます。かみさんは何やら剪定などを教えてくれる教室に通い始めたようです。


〈いろいろなサクラ〉今年の記事のリンク集

 クリックしてください↓

 「御殿場桜と関山」 「海猫と鴛鴦」 「ウコン」 「祇園枝垂れ」 「春月花」 「アーコレードと雨情枝垂れ」

横浜イングリッシュガーデン

  1. 寒白(ハナモモ) 2017.02.27 -- 1(03/27)
  2. ベニバスモモ(紅葉李) 2017.03.21 -- 1(03/21)
  3. クルサル 〜 英国産の桜 2017.03.18 -- 1(03/18)
  4. 横浜イングリッシュガーデンのクリスマスローズ 2017.03.05 -- 1(03/05)
  5. ギンヨウアカシア 2017.03.02 -- 1(03/02)
  6. サンシュユ 2017.03.01 -- 1(03/01)
  7. ハロウィーン・ナイトにドライブに行こうぜ ! 2016.10.22 -- 1(10/22)
  8. 和バラは秋がよく似合う 2016.10.19 -- 1(10/19)
  9. 消化不良の桜の品種調べ 〜 舞姫、須磨浦普賢象 など 2016.05.04 — 2(05/04)
  10. サクラの品種を知る楽しみ(4) 〜 富士桜、太白ほか 2016.05.02 -- 1(05/02)
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