キンラン と フデリンドウ 2017.05.10 -- 1

2017.05.10(18:50)

【キンラン】

170503 こども植物園 キンラン縦1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.05.03
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ

 4月20日の三渓園で「キンランが咲いてますよ」とスタッフの方に教えていただいたが、通路から遠くて、300 mm の望遠レンズでも「花が咲いている全体の姿はおおよそこんなもの」ということがなんとかつかめた程度だった。
 しかし、そのことが結局役に立った。

 5月3日の横浜市こども植物園で、林の中の階段のような通路を上っていたら、脇の林の中で咲いていた。
 前回は同じ通路でフデリンドウが咲いているのを3、4個所気が付いたので、注意して歩いていたのが幸いした。


170503 こども植物園 キンランアップ2

 さて、しゃがみ込んで撮影に挑むのだが、「うーむ、なんとかもう少し花の内側が見えないものか…」などと思う。あとで山渓ハンディ図鑑「野に咲く花1」を参照したら、「花は黄色で半開する」と書いてあった。
 なあんだ、この程度開いてくれれば、それでベストなんだ、と安心して記事を書くことができた。


170503 こども植物園 キンラン縦3


【フデリンドウ】

170418 こども植物園 フデリンドウ1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.04.18
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF24-105mm f/4L IS USM

 フデリンドウの名前を出したので、4月18日横浜市こども植物園のフデリンドウも掲載しておこう。
 真っ先に見つけた花は構図も抜群だったのだが、PCの画面で見たら泥まみれだった。撮影時点ではまったく気が付いていなかった。小さい花は泥汚れが困る。


170418 こども植物園 フデリンドウ1omd

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.04.18
 撮影機器:OLYMPUS E-M5 MarkII
 レンズ:OLYMPUS M.30mm F3.5 Macro 以下同じ

 昨年は「ここに咲いています」という案内札でフデリンドウを知ったのだが、花がどれだけ小さいかとか、一度実物を見て身体で体験すると、2回目からは不思議と見つかりやすくなるようだ。


170418 こども植物園 フデリンドウ2omd


170418 こども植物園 フデリンドウ3omd


170418 こども植物園 フデリンドウ4omd

ボタンの芽吹き 2017.05.03 -- 1

2017.05.03(20:55)

170319 小石川植物園 ボタンの芽吹き

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2017.03.29
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 5月1日に「町内会館のボタン」の記事を書いたとキ、多摩NTの住人さんから、「芽生えの様子は好きです」とのコメントをいただきました。
 じつは3月19日に小石川植物園ではじめてボタンの芽吹きの様子を見まして、これはおもしろいじゃないか、と気が付き、フォローは横浜市こども植物園でやることにしました。


170328 こども植物園 ボタンの芽吹き

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ


170328 こども植物園 ボタンの芽吹き2

 たとえば異星の植物の生態を目撃しているような、この妙な感覚は、ニワトコ、タブノキ、ムベなどの芽吹きでも感じておりまして、こういうのは大好きです。


170328 こども植物園 ボタンの芽吹き3


〈シャクヤクの場合〉

170328 こども植物園 シャクヤクの苗

 ついでにこちらはシャクヤクですが、ボタンとシャクヤクをこうして並べてみると、「なるほどボタンは木本でシャクヤクは草本だ」と、あらためて納得できました(シャクヤクは地面から直接に生えてきます)。

 ところで、なまじ植物の観察に入れ込んでいますと、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」とのことわざを知ったとき、つまらぬ誤解をすることがあります。
 ボタンは木本だから背丈は高くなり、シャクヤクは草本だから背丈は低いままのはず。それがなぜ、「立てばシャクヤク座ればボタンなのだ? 」と違和感を感じてしまうのです。
 ことわざの意味は単に「美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花にたとえ」たというだけのことで、植物の実態とは何の関係もないのでした。

 また、これは以前にも書きましたが、ボタンは木本なので成長させて花を咲かせることが可能になるまで、長期間が必要です。そこで、早く花を咲かせるために、木本のボタンを草本のシャクヤクの根に接ぎ木する、ということが行われています。「木」を「草」に接ぎ木しているのです。

「吉野」と「黒潮」〜ツツジなのか シャクナゲなのか

2017.04.21(21:20)

【横浜イングリッシュガーデンの「吉野」】

170328 イングリッシュガーデン 吉野

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.03.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 横浜イングリッシュガーデンで「吉野」というツツジがたくさん植えられていて、3月だというのに早咲きできれいだな、と感心していました。


170328 イングリッシュガーデン 吉野2


【横浜市こども植物園の「吉野」】

170328 こども植物園 吉野

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 ところが 横浜市こども植物園にも「吉野」があって、こちらでは「ツツジ」ではなく「シャクナゲ」に分類されているのです。


170328 こども植物園 「吉野」の立て札

 それで私は調べ始めましたが、どうも横浜に平野重一さんという方がいらっしゃって、シャクナゲとツツジの交配種を手掛けているらしいのです。


170329こども植物園 平野重一氏のの立て札

 朝日新聞社の『花おりおり』には次のように記載されています。
 ———— ソメイヨシノの咲く頃に満開、それをイメージし、作出者の平野重一さんが「吉野」と命名。雲南のスカブリフォリウムにゲンカイツツジを1968年に交配、育成した。母親に似て常緑で、花弁は切れ込む。80年に種苗登録、2002年にはオランダのフロリアードで金賞。------


【横浜市こども植物園の「黒潮」】

170418 こども植物園 黒潮1

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.04.18
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 4月18日には、今度は こども植物園で「黒潮」という品種を見つけてしまいました。


170418 こども植物園 黒潮の立て札

 園芸ネット本店の販売サイトに書かれている記事によると、
 「黒潮(くろしお)はツツジの仲間では珍しい青紫色の花を咲かせる中低木の小輪系シャクナゲです。丹那ゲンカイツツジとクレーターレイクの交配種」
 ……ということで、販売業者によってはブルーツツジとして販売していたり、シャクナゲとして販売していたり、いろいろのようです。


170418 こども植物園 黒潮2

 どうやら、よく販売されている「吉野」も「黒船」も、「春一番」や「さざなみ」といった品種も、平野重一さんが作出されたもののようです。


〈参考〉ゲンカイツツジ(2017.03.19)〜「吉野」の片親(に近い)品種

170319 小石川植物園 ゲンカイツツジ

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2017.03.19
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 あまりよい写真ではありません、ご免なさい。ないよりはよいだろう、ということで。

 
 季節柄、更新のペースを加速しています。
 この記事の前には、ヤドリギ、テンダイウヤク、フジザクラ、ダイサギ、カタクリなどの記事があります。

バイモ(貝母) 2017.04.17 -- 1

2017.04.17(11:45)

170328 こども植物園 バイモ

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 ユリ科バイモ属、和名は アミガサユリ ともいうそうです。
 乾燥させた鱗茎の粉末を生薬として、咳止めなどに使うそうですが、心拍数の低下など副作用もあるので量を間違わないようにしないと危険だそうです。
 観賞用として、私はこの立ち姿が気に入っています。


170328 こども植物園 バイモ2

ヤマザクラの散る小道 2017.03.28 -- 1

2017.03.28(22:45)

170328 こども植物園 桜散る小道

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下の写真も同じ

 本日3月28日、横浜市こども植物園内の崖際の小道です。
 もうこんなに花を散らせているサクラは何だろう ? と見上げました。


170328 こども植物園 ヤマザクラ1

 この花と葉の様子は、ヤマザクラとしか思えません。


170328 こども植物園 ヤマザクラ2

 まだつぼみもあるようですし、風もさほど吹いていない。
 そのときまた、はらはらとたくさんの花びらが散ってきました。
 見上げれば、複数のヒヨドリが枝のあいだを飛び回っていました。
 犯人はヒヨドリでした。


170328 こども植物園 ヤマザクラ3

 本日の写真は、横幅のサイズをいつもより少し拡げてあります。
 ヤマザクラらしい写真の質をできるだけ維持したい、と思ったからです。

遠目から撮影したオカメ 2017.03.11 -- 1

2017.03.11(21:25)

170311 環境支援センター オカメ遠景

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.03.08
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

 3月4日に紹介したオカメ(桜)が満開となっていたので、遠目から撮影した様子を紹介しておきたい、と思います。


170311 環境支援センター オカメ遠景2T

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.03.08
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 以下同じ


170311 環境支援センター オカメ1

 1、2枚目のようにかなり離れてしまうと撮影しやすいのですが、3、4枚目くらいの距離から撮影するのが一番むずかしいです。


170311 環境支援センター オカメ2


《参考》2月24日に撮影したオカメ

170224 環境支援センター オカメ2

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.02.24
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 最後に、3月4日に紹介した2月24日の花の様子を、参考のため、もう一度掲載しておきます。

大寒桜(オオカンザクラ) 2017.03.09 -- 2

2017.03.09(21:55)

170308 環境支援センター 大寒桜全景

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.03.08
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012(1枚目)
     EF100mm f/2.8L Macro IS USM(2枚目以降)

 横浜市環境センターのこの桜は、昨年気が付いたときにはもう傷んでいましたし、確か名札もなかったように記憶しています。今年はちょうどよい時分に出会ったようです。
 「オオカンザクラ」の札がしっかりと掛けられていました。


170308 環境支援センター 大寒桜の花1

 計測したわけではないのであくまでも感触ですが、カンザクラの花は大きさがソメイヨシノくらいなのに対し、オオカンザクラはもう少し大きく、オオシマザクラくらいの大きさです。
 カワヅザクラとよく似た印象ですが、カワヅザクラが開花したときはオオカンザクラはまだ咲いていません。カワヅザクラよりも花期が少し遅くなるのが一般的なようです。


170308 環境支援センター 大寒桜の花2

 川崎哲也さんの『日本の桜』(山と渓谷社)によりますと、
 川口市安行の田中一郎さん宅にあったのを、同じ安行に住む小清水亀之助さんという方が増やしたのが最初、だそうです。カンヒザクラとオオシマザクラの交雑種ではないか、と言われています。
 早咲きのオオシマザクラを使って実際に試してみた角田春彦さんという方がいらして、ほとんどオオカンザクラと同じものを得た、とのことだそうです。


170308 環境支援センター 大寒桜の花4

 私は2015年の2月27日に熱海市内で見たのが最初でした。
 ここ横浜市環境支援センターでは、昨年はオオカンザクラと知らずに見ていましたが、今年は名札のおかげではっきりしました。


170308 環境支援センター 大寒桜の花3

ギンヨウアカシアの花の構造 2017.03.09 -- 1

2017.03.09(13:15)

170208 コジモ植物園 ギンヨウアカシアの花1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.08
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
 下の写真は同じ写真を拡大したもの

 ギンヨウアカシア(通名:ミモザ)の花弁は5枚、雄しべは数十本だそうだ。
 こども植物園では花に近づけたので、マクロで撮影してみた。
 上の写真を、下のように拡大してじっと見つめてみると…


170208 コジモ植物園 ギンヨウアカシアの花の構造

 花房の中心部(とくに左上の雄しべがまだ伸びてきていない房)を見ると、丸い房の中心部に小さな花弁があり、そこから雄しべが出てきているのがわかる。
 十分に雄しべが伸びて丸くなってしまうと、房の中心部分の花弁は隠れてしまい、判別できなくなりそうだ。
 さらに、(たとえば中央下の花房)をよく見ると、葯がついていない花柱が数本伸びてきているのが見える。
 雄しべより太いが葯は付いていないから、それが雌しべなのだろう。

セリバオウレンの両性花 2017.03.08 -- 1

2017.03.08(21:20)

170308 こども植物園 セリバオウレン両性花

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2017.03.08
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 3月6日の記事で、セリバオウレンの雄花を紹介しました。
 2月24日の撮影でした。
 同じ横浜市こども植物園に本日(3月8日)もう一度見に行きました。
 すぐ近くの株から新しく伸びていた茎に、上の写真の花が咲いていました。
 雄しべと雌しべがそろっていますから、これが両性花なのでしょう。


 《参考》 セリバオウレンの雄花(3月6日の記事より)

170224 こども植物園 セリバオウレン2

ツグミ 2017.03.07 -- 1

2017.03.07(18:25)

170204 環境支援センター ツグミ

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.02.04
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

 じっと待つ、ということができない質(たち)なので、野鳥は偶然出会ったときに撮影するだけだから、私のブログにはめったに登場しません。
 久保田修さんの「野鳥ポケット図鑑」(新潮文庫)によると、ツグミは「冬は単独行動で地上をとんとんと跳ねるように歩き、枯れ葉の下の昆虫などを探す」と書かれていますが、まさにそんなふうなところを見つけました。
 上は2月4日の横浜市環境支援センター、下は2月21日の本牧山頂公園でした。
 上の写真はたまたま70〜300mmの望遠ズームを付けていましたので比較的きれいに撮れていますが、下は100mm マクロで撮影した写真を大きくトリミング。画面は少し荒れ加減です。


170221 本牧山頂公園 ツグミ

 撮影場所:本牧山頂公園
 撮影日:2017.02.21
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 冬季に越冬のため日本へ飛来してくる鳥なので、この時季でないと見られません。当ブログでは3回目の登場です。

横浜市こども植物園

  1. キンラン と フデリンドウ 2017.05.10 -- 1(05/10)
  2. ボタンの芽吹き 2017.05.03 -- 1(05/03)
  3. 「吉野」と「黒潮」〜ツツジなのか シャクナゲなのか(04/21)
  4. バイモ(貝母) 2017.04.17 -- 1(04/17)
  5. ヤマザクラの散る小道 2017.03.28 -- 1(03/28)
  6. 遠目から撮影したオカメ 2017.03.11 -- 1(03/11)
  7. 大寒桜(オオカンザクラ) 2017.03.09 -- 2(03/09)
  8. ギンヨウアカシアの花の構造 2017.03.09 -- 1(03/09)
  9. セリバオウレンの両性花 2017.03.08 -- 1(03/08)
  10. ツグミ 2017.03.07 -- 1(03/07)
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