
「白」よりもさらに種類の少ない感じの「黄色」のハナショウブ。
「愛知の輝き」という名札がついていました。

凝った模様の花を見飽きたら、当たり前の紫色も、いいものです。
これは「四海浪」という品種です。

案内の表示板を見ていくと、ハナショウブの園芸種には、「江戸系」「肥後系」「伊勢系」の3種類があるようです。しかし、「肥後系」「江戸系」の品種はたくさんあるのに、伊勢系はごくわずかしかないらしい。
上は、そのめずらしい「伊勢系」の品種で『伊勢舞子』です。

「晴れ間の響き」と読むのでしょうか。
ぼくが見たところ、個人的な好みもありますが、これが一番美しいハナショウブでした。大きく立派な姿です。

これは「稲田の鷺」よ読むのでしょう。
全般的にハナショウブは紫系統が多く、このような白い花は種類が少ないようでした。

やはりひとつくらい大きな花を紹介しましょう。
これは「鳳凰冠」という品種です。とりわけ豪華な印象です。

朝9時に開園というので、駐車場が混むといけないと早めに出かけました。
8時半頃には駐車場に車をとめていました。
門の前まで行くと、どんどんお客さんを入れていて、しかも料金をとっていません。
この日は第14回「衣笠しょうぶ祭」ということで、料金無料、しかもいろいろとイヴェントもあるようです。

明日からいくつかピックアップしたハナショウブを紹介しますが、きょうはまず全体の雰囲気を紹介いたします。
ブログ「舞岡公園の自然」のひろしさんがフジを紹介されていたのがこの公園で、ハナショウブのほか、フジ園も丘のほうへ広がっています。

花殻を摘んでいる女性たちにこういう衣装を着せているのは、なかなか粋なはからいですね。