
撮影場所:新宿御苑
撮影日:2018.03.23
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
3月23日の写真ですが、このままボツにしたくなくなりまして…。



撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 下の写真も同じ
ラクウショウの根元、というよりは、気根と気根のあいだがオオアマナの群生でいっぱいになるのはまだでした。
ちょっと早過ぎたか…。

TAMRON の35mm 固定焦点レンズを、最近はよく持ち歩いて、ここぞと思うところで使ってみています。
最近ちょっと試してみたのですが、狭い花壇にカメラを突っ込んで、超低アングルでマクロレンズのように使うのもおもしろい効果が得られるのに気が付きました。
そのうち、ブログで披露いたします。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
「ヨウコウ(陽光)」というサクラは、「多摩ニュータウン植物記Part4」の多摩NTの住人 さんから教わった。
昨年は横浜イングリッシュガーデンでたった一輪、早々と咲いた花を確認したのみなので、記事にはしなかった。
今年は待ち構えていたが、イングリッシュガーデンでは天候が急変して安定せず、よい写真が撮れない。横浜植木株式会社が根岸森林公園に植えた若木も、天候と私の都合のタイミングが合わない。
なんと、満開の「ヨウコウ」に遭遇したのは新宿御苑だった。

「ヨウコウ(陽光)」は愛媛県の高岡正明氏が「アマギヨシノ X カンヒザクラ」の交配によりつくった品種だ。
全般にかなり色濃いが、陽を浴びると輝かしい。ソメイヨシノより少し開花が早く、ヨコハマヒザクラと同じ頃に満開になるようだ。咲き進むと、葯を落として花心が紅く染まるが、近寄れば傷んで見えても遠目にはそれも美しい。
新宿御苑では数多く植えられ、いずれも大木に育っていた。

撮影場所:根岸森林公園
撮影日:2017.04.01
撮影機器:iPhone6
上の写真は、昨年から根岸森林公園の管理を請け負っている横浜植木株式会社が植えた「ヨウコウ」の若木だ。
スキップの散歩のついでなので、iPhone6での撮影である。

撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
撮影日:2017.03.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
アップの写真は横浜イングリッシュガーデンと新宿御苑でなんとか撮影できた2枚を紹介したい。
上が横浜イングリッシュガーデンの若木に咲い花。
下が新宿御苑の大木の幹に一房咲いていた花である。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
「小彼岸(コヒガン)」というサクラは、マメザクラ X エドヒガン の雑種と推定されているそうです。
山と渓谷社の『日本の桜』には「房総や伊豆、駿河に野生(の小彼岸)があるといわれるが、栽培されているものと同一かどうかはわかっていない、と書かれていました。
3月29日の新宿御苑では、この「小彼岸(コヒガン)」と「陽光(ヨウコウ)」が盛大に咲いていたほか、「枝垂れ桜(別名 イトザクラ)」が満開となって、すばらしい景色でした。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 下の写真も同じ


撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
さて、コヒガンですが、少し離れてお花見をするにはよいですが、近寄ってアップで撮影するには傷み始めた花が多くあり、難儀しました。

花はソメイヨシノなどと比較すると、少ししわしわっとして波打った感じがします。萼筒の形に特徴があり、背後から撮影した写真も入れてあります。ほかの写真でも、萼筒の形を確認してみてください。



撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
3月27日の記事で小石川植物園のハチジョウキブシを紹介しましたが、新宿御苑の新宿門の近くにも、かなり大きな木があります。
背景の色の濃いサクラは何だったでしょうか。29日に一番多く見た色の濃い大きなサクラは「陽光」(アマギヨシノ X カンヒザクラ の交配種)だったので、陽光の可能性が大きい、と思います。
横浜緋桜も見ましたが、横浜緋桜は本牧山頂公園の原木でさえ、これほど大きく育っていません。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.03.29
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 下の写真も同じ
本日(3月29日)の新宿御苑、シダレザクラの遠景です。
こんな写真が撮れるのではないかと予想し、TAMRON の35mm 固定焦点のレンズを持っていきました。

丸2日間、晴れたからと喜んで一日中外出しいました。
写真を整理する時間的余裕があまりなく、本日はこの2枚にて失礼させていただきます。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.02.03
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 2枚目も同じ
2月3日の新宿御苑でこの花を見つけたとき、最初は「なんだか変な梅だなあ」と思いました。
ウメ と思ったのは花が直接木の枝についている、と見えたからなのですが、花の姿は桜みたい。

そして2枚目の写真。近付いて花をよく見れば、「なんだ! 短いけれど、花柄があるじゃないか! 」
というわけで、木全体をよくよく見れば、サクラなのです。
幹には「寒桜」(カンザクラ)の札が…。
じつをいうと、寒桜(カンザクラ)を見たのは初めてで、寒緋桜(カンヒザクラ)の開花よりももっと早く、「2月3日に咲いているサクラなんてあるはずがない」と思い込んでいたので、気が付くのが遅くなりました。
自分が撮影した花のアップ写真の木はまだ若く、枝振りはあまり感心できず、ごらんのように開花したばかりで花柄も短く、つぼみが密集しゴテゴテしていて、とても美しい写真になりません。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.02.03
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012 下の3枚の写真も同じ
自分が撮影した花のアップ写真の木はまだ若く、枝振りはあまり感心できず、ごらんのように開花したばかりで花柄も短く、つぼみが密集しゴテゴテしていて、とても美しい写真になりません。
そのため数枚撮影してすぐに諦めて、さらに散策を続けました。
上の写真、旧御涼亭から遠くに見えた満開の木も、近づいて確認してみればやはり「寒桜」なのでした。
しかも、すでに満開を通り越していて、花は傷み始めていました。

日本庭園の、遠目には美しい満開の寒桜は、そういうわけですから、アップの写真はありません。TAMRON の35mm 単焦点レンズを持っていましたし、離れて撮影した写真はとても美しく撮れています。



撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.02.03
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の2枚の写真も同じ
寒桜は、一方の親が寒緋桜であることは確実とされていて、他方の親はヤマザクラ系の雑種だろう、と考えられているそうです。
記事の冒頭2枚の写真の花の花柄は短いですが、きちんと咲いたときはしっかり伸びてすっきりした姿になるのがふつうらしい。ただ、葉の若芽が同時に伸び始めるので、ソメイヨシノと比較すればやはり幾分ごたついた印象になるようです。


ところで、今年本牧山頂公園で寒緋桜(カンヒザクラ)を撮影したのは2月21日です。寒桜が2月3日に新宿御苑で満開だった、花は傷みが出ていた、ということは、この寒桜の開花がどれほど早かったことか、実感できると思います。
次回の記事は「カンヒザクラ」です。
《参考》熱海の大寒桜(オオカンザクラ)

撮影場所:熱海市内
撮影日:2015.02.27
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF24-105mm f/4L IS USM 下の写真も同じ
2015年2月27日に撮影した熱海市内の大寒桜(オオカンザクラ)です。
川崎哲也さんの『日本の桜』(山と渓谷社)によると、カンヒザクラとおそらくはオオシマザクラとの交雑種ではないか、と書かれています。
早咲きのオオシマザクラを使って実際に試してみた角田春彦さんという方がいらして、ほとんどオオカンザクラと同じものを得た、とのことだそうです。

【新宿御苑】

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2017.02.03
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 3枚とも同じ
2月3日、朝一番の予約で慶應病院に立ち寄ったあと、新宿御苑へ向かいました。
満員電車にカメラと替えレンズまで入れたリュックを持ち込むのはイヤですし、寒暖の差が激しく服装に困るのですが、久しぶりの遠征なので、気合いが入っておりました。
千駄ヶ谷門から入って、外周も日本庭園も万遍なく回ろうとすると、花の少ない時季でも2時間弱はかかります。
でも、おかげで福寿草を見つけました。

欲を言えば、もう少し丈が伸びたところを撮りたいですが、芽を出してすぐ咲くところがよいので、遅すぎてもだめ。撮り頃がむずかしいですね。
それと、花の全体が黄色く陽射しを反射するので、うかつにカメラを向ければ雄しべや葯の様子など細かいところが飛んでしまうのも困ります。かといって、輝かしく撮らなければおもしろみがないですし、写真撮影がむずかしい花です。

なお、このような咲き方でも、根は広く張っているそうです。キンポウゲ科。
【横浜市こども植物園】

撮影場所:横浜市こども植物園
撮影日:2017.02.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
翌日2月4日の横浜市こども植物園でもフクジュソウが咲き始めていました。
「薬草カラー図鑑3」によると全草アドニリドという有毒成分があり、強心作用という言葉に惹かれて服用すると危険だそうです。
「開花期が長いことから長寿にあやかること。江戸時代から正月の祝儀の花としてめでたいときに用いられ、黄金色の花から黄金(こがね)を連想するなど、すべて幸福に繋がる花というところから、長寿と幸福を組み合わせて、福寿草の名になったと言われている」(薬草カラー図鑑3)そうです
〈付録〉フクジュソウの近くでは雪割草も開花

たとえばミスミソウとか…、詳しい品種名はよくわからないので、単に雪割草としておきます。

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2015.12.09 以下同じ
12月9日の新宿御苑は、カエデの紅葉はピークを過ぎて傷みが見え、近くで見るには必ずしもよい状態ではありませんでした。
ただ、歩き回っていたところ、ある一ヵ所だけ最高のコンディションにある木を見つけました。
正面にまわっては順光で、枝の下へ入っては逆光でと、たっぷり楽しむことができました。






年末年始になりますと、以前なら「その年の1年間の活動成果のまとめ」を反省を込めて書いてみたり、年始となれば、「新しい年の抱負」を書いてみたりしたものです。
うかつに「抱負」など書くとそれに縛られるので、まったくのフリーでいよう、と今年は始めましたが、じつはイタリアへの家族旅行を計画していました。
そのために
1. カトリックへの理解を深めること、具体的には聖書やマリア伝説、聖人伝説の学習。
2. 不得手だった西欧ルネサンス美術を徹底的に勉強すること。
3. フィレンツェ、ローマの地理、イタリア語の学習。
などに、かなり真剣に取り組み、美術館にもずいぶんと通い、一年中ほとんど美術関係のことに埋もれていたような生活でした。
野山を歩き、自然観察するという楽しみはやや脇に追いやられ、美術関係を除くと読書量もかなり減っていました。
さて、来年は、今年とはまた重点のかけ方が変わりそうな気がします。しかし、やはり何か書くと自分でそれに縛られそうなので、まったくのフリーでいようというスタンスで、何も書かないことにしましょう。
【プラタナス並木】

撮影場所:新宿御苑
撮影日:2015.12.09
新宿御苑のプラタナス並木、雪の積もった翌朝にとてもシュールで幻想的な写真が撮れたことがあります。
「次は葉のまだ残っているうちに一度撮ってやろう」と2年ほど通っています。
しかし、プラタナスの黄葉はさほどきれいではないし、並木の広角歪みがひどくなるし、晴れた日はコントラストが強すぎて、ごちゃごちゃした画像になってしまいます。
今年も苦しみ抜きましたが、なんとかこの程度におさめることができました。


【日本庭園】

新宿御苑には御涼亭という建物があります。建物そのものはコンクリート製であまりおもしろみはありませんが、そこからの日本庭園の眺めが美しい。
御涼亭から眺めた画像を中心に、日本庭園の紅葉を少し引いた絵で数枚紹介します。


12月9日、カエデの紅葉はピークを過ぎていて、ごく一部の例外を除き、近寄ってもすでに葉が傷み、さほど美しくはありませんが、遠景はなかなかのものでした。


時季遅れの紅葉写真でごめんなさい。
今年もあと少しで終わりということで、積み残して未発表の写真をブログに掲載してしまおうとしています。
自宅庭のバラ、アイスバーグを紹介する予定のところ、変更しました。
明日はバラの写真になるでしょう。