
ジューンベリーの木の下の桔梗は、昨年同様2本あったのだが、私が草刈りに行ったり来たりするうち、1本を踏みつけてダメにしてしまった。
もう1本も同様になりかけていたが、かみさんが助け起こし、支えを施したので、この1本が危うく残った。
雄性先塾のため、今年の写真は8月4日雌性期のものだけとなった。
90mmマクロでの撮影だが、背景との十分な距離がとれているので、背景がほどよいボケのある写真となった。
Photoshopは、次から次へと生成AIを組み込んでくる。画像の一部(たとえば建物)を別の建物に変えてしまう、などということが簡単にできるらしい。新しい機能を試すのは大好きだが、私自身が忙しくてとても追いつかない。
一方、「ノイズリダクションを手動で行わずに AIに任せてしまう」ということは、かなり以前から実行している。細部の再現が圧倒的に美しくなる。

ジャスミンの名前が通称として通っていて、鉢植えの園芸種として贈ったり贈られたりするようです。
写真は一昨年に長男の嫁さんからもらった鉢植えのジャスミン、おそらくは通称「マダガスカル・ジャスミン」ではないか、と思われます。
マダガスカルジャスミンは、キョウチクトウ科シタキソウ属に属するマダガスカル原産のつる植物。多年草で、葉は対生、楕円形で厚い。筒状の白い花を5~9月頃咲かせます。別名アフリカシタキヅルだそうです。
そもそも左奥下側の奥歯(親知らずは若い頃に抜歯したのでその次と次の2本の歯)が割れて、その根が深く湾曲している上、ペニシリン・アレルギー患者には強い麻酔が使えないとのこと。かといって、放っておけばいつまでも執拗に痛むから、我慢くらべ大会のようにして無理矢理に歯を2本抜きました。2本の奥歯をどうするか、放っておくとほかの歯に負担をかけるし、「長持ちさせるにはインプラント」という選択肢を選びましたが、そういうことをしている間、帯状疱疹ワクチン(2回)、新型コロナワクチン、3年前の胃癌のフォロー検査、盆の行事、植木屋さんに入ってもらって庭の木々や草の整理、そのための準備としての草刈り(放っておいたら下草はみんな刈られてしまうので)、などと続き、来週は大腸検査があります。
私が体調を崩しているところへ、かみさんがどこからかもらった夏風邪が私に感染、それが盆に子ども連れで遊びに来ていた長女にも感染。孫たちはいちばん体力のある兄のほうは元気だけれど、双子の弟のほうの体力が弱っていて危なっかしい…。
そんな現状なので、8月に庭へ出てカメラを使ったのはたった2回しかありません。マダガスカルジャスミンはそのうちの最新(8月17日)の写真です。
一度空回りが始まりますと、PCの中は未チェックのメールの山。整理したはずの書類が家の中で見つからなくなったり、テレビの録画の空き枠がなくなったりします。
盆休みを終えて帰宅した長女は、結局中耳炎になったらしい。私も期日までに処理できなくなったことが山積みとなっております。医者へ行く予定まで、危うく忘れそうになったりしています。パスポートの更新は明日までなので諦めました。スマホでできるようになったのですが、パスポートの現物をどこへしまったのか見つからなくなるようでは、もう話になりません。1ヶ月前に期日をチェックしたのだから、その場所にあるはずなのに…。

1枚目は7月21日午前中の撮影です。夜間に多少雨が降ったのか、雄しべの葯の花粉が半分くらい落ちています。
陽当たりが満足ではなく、部分的に開花した程度で、楽さんが7月8日に三浦半島の天神島(植物学的に自生の北限とされています)で撮影されたハマユウには到底かないませんが、わが家のハマユウは三浦郡H町から横浜へ出てきた祖父が、H町の自宅付近の花を持ち込んだものと思われ、わが家としては年に一度は撮っておきたい花です。
伽羅木(キャラボク)がいよいよ「もう長くはない」という気配なので、祖父が持ち込んだ木々、草花の中では、ハマユウくらいはずっと残しておきたい。
わが家のハマユウを 70~300mmズームで撮るのは初めてですが、原サイズでは葉の縁を這うアリまでしっかり写っていたりして、驚異の解像度を発揮しています。
2枚目のハマユウは、翌7月22日(本日)に庭の奥、庇の陰で咲いているハマユウ。場所が悪く全体像はよくないのですが、雄しべの葯についた花粉がしっかりと写っているので、その部分だけを切り取って掲載しました。
ラスト3枚目は21日と同じ位置ですが、左側の花房が咲き進んだ写真。それでももう、花弁に傷みが見えています。横浜・東京の梅雨明けが、やっと本日となった空模様では、仕方がありません。
さて、今週は落ちた体力を取り戻すための週というこことで、草刈りをやめて、21日のインプラントの手術以外はなにも予定を入れてませんでしたが、双子の孫たちの弟のほうの体力が落ちていて、発熱が取れず、病院へ連れて行ったり忙しく、私も完全復活とは言えないまま21日を迎えました。
14時の予約でしたがインプラント2本の手術が14時過ぎから17時頃まで続き、またまた体力を消耗しました。
22日(本日)は久しぶりに SanPoの会のウォーキングに誘われていましたが、「そんなことになるのではないか」との予感でキャンセルしていました。結果的に本日は昨日手術した箇所の消毒に行かねばならず、キャンセルしておいてよかった。その後27日の2回目の消毒まで、予定はありません。消毒なんて10分程度で済みますし、今度こそ体力復活の週とする予定です。
孫の弟のほうは夜間に咳が止まらず、よく眠れていない様子。私と同様に体力復活にむけて頑張ってほしいところ、22日(本日)朝は熱もなく、母親の次女と双子兄弟で出掛けていき、水族館など見物して、疲れはあるものの元気な様子。よかった!!
なお、私の小刻みな余暇時間は、読書と好きな音楽を聴くことに充てています。「塵も積もれば山となる」で、かなりの分量になっています。今後は、記事の中でそのような話題にも触れていけたらよいな、と思っています。

過密スケジュールで、ちょっと無理をしすぎたようです。
6月25日:新型コロナ第6回目ワクチン:ファイザー、
7月12日:帯状疱疹ワクチン2回目、喉が少し赤いと躊躇されました。
「本日は絶対安静に」と言われましたが…、
7月13日:朝から8度を越える発熱、ブログ更新とごろではなくなりました。
一日中寝ていました。
7月14日:朝から平熱ですが、食事が喉を通るようになったのは昼食から。
植木屋さんの予約を入れてあったのですが、ほとんどかみさん任せ。
発熱が戻ると怖いし、前日の疲れからほぼ一日中寝ていました、
6月中旬~7月11日
:植木屋さんが来たときに残しておきたい草花がどれかはっきりするようにと、
医者の定期検診などがない日は、この1ヶ月ほぼ毎日3、4時間の庭の草刈り。
帯状疱疹ワクチンへの過剰反応は、この過密スケジュールが災いしたようです。
このワクチンの1回目は何の副反応もありませんでしたから。
7月15日:盆の棚経で、午後から弟夫婦と坊さんが来訪しました。
14日夜からまた喉が痛くて熱が37度と少し高い。やや風邪気味か。
しかも、2、3日前から異常に暑い。草刈りは当分の期間、休止です。
庭の花々で咲き始めたのはオニユリくらいで、すでに撮影済。
トップの写真はほんのサンプル。15日現在、咲いているオニユリの数は
数えるのも面倒なくらいに多いです。
7月16日:花々はしばらく夏休みに入るので、私もゆっくりと在庫写真を放出しつつ、
草刈りは当面お休みです。
2回目帯状疱疹ワクチンの副作用のために昼夜逆転状態になってしまったので、
体力を取り戻しつつ元へ戻すには数日かかりそうですが、
過密スケジュールは終わりにつき、ゆっくりと元へ戻していくつもりです。
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このような事情につき、コメントをいただいたまま何も反応していないみなさまには、数日かけてコメントの返信やみなさんのブログへの訪問をさせていただく予定です。

わが家の花壇の角のところにアスパラガス・スプレンゲリーが初めて出てきて、「何だろう?」と撮影したのは2020年の8月27日だった。
当時40mほど離れたお宅の門柱にこれが植えられた鉢が置いてあって、「さてはここから飛んできたのか」と思った。
1年後、2021年8月2日に撮影したときは株がおおきくなっていたが、花はまだちょぼちょぼという感じ。
同年12月27日には、赤い果実を数個撮影している。
次は昨年2022年の8月で、かなり大きな花房を撮影しているが、しかしまだまだだったのだ。
いまや2023年の梅雨明け間近だが、今年ほど見事な花房は初めてだ。
2年間かけて、こんなに立派な花房を付けるようになったか! と喜んで撮影した今回の写真は7月8日撮影だ。今年はほかの植物もそうだが例年より1カ月ほど早い。
本日は自宅庭の草刈りはお休みだ。私は午後に帯状疱疹ワクチンの2回目を受けることになっている。まあ、無茶はしないほうがよいだろう、と用心している。

庭のあちらこちらに出てきたグラジオラス(アヤメ科グラジオラス属)。父の代からあったのか、父が亡くなって庭を大改造したときに、庭師の方が勝手に植えたのか、私もかみさんも記憶がはっきりしない。
グラジオラスをとくに好きというわけではないが、ただピンと突っ立っては倒れかかり、ともすると通行の邪魔になるこの植物は、妙にカメラマン魂を揺さぶる。
突っ立った姿はカメラのフレームに美しく収めるのが難しいし、黄色の中に薄い同色の蕊が見えているのを、しっかりと写し込んで、きれいに撮れているぞ、と見せるのはかなり厄介だ。
大きい写真を載せるのはみなさんの迷惑になるだろうと思われるので、この記事では一部分を拡大してグラジオラスの蕊がはっきり見えているのがわかるようにした。
写真全体が背景から浮き上がって見えているのは、最近愛用している望遠ズームの効果だ。近づいてマクロレンズで撮影するよりも、写真としては美しく効果的に撮ることができる。上の2枚は7月6日の撮影だ。
下の写真は上とは逆方向から…。

梅雨なので、昼間は晴れていても夜間に雨が降ることが多い。
そうすると、前日に咲いたヤマユリの雄しべの葯に付着したたっぷりの花粉が、洗い流されしまい、翌朝に咲いたヤマユリの花と組合わせた構図を工夫する楽しみを味わえない。
ある程度組み合わせの妙を楽しめたのは、7月3日になってからだった。
舞岡公園などに遠征すればよい写真が撮れるだろうに…、とは思うけれど、じつは自宅の庭はかなり荒れていて、自分の家の庭だというのに立ち入りできない箇所がたくさんできてしまっているのが実情だ。
仕方なく、6月中旬頃から毎日午前中、3、4時間は草刈りをやっている。遠方まででかけていく時間的な余裕はない。
来週後半までに、なんとか庭の草刈りの目途を付けてしまいたい、と頑張っている。

自宅庭で今年最初のヤマユリが咲いたのは7月1日の朝だった。前の晩はかなり雨が強く、最悪のコンディションだったが、朝はよく晴れた。
写真は9時過ぎに撮影した。ヤマユリは北東向き花壇に植えてあり、昨年まで朝の日差しを遮っていたタブノキの巨木が伐採されたので、今年はよく陽が当たる。
写真は7月1日から5日まで12枚。2日間に分けてご覧いただきたい。梅雨が開けた頃に咲き始めてくれれば嬉しかったが、今年は開花が早い。たった5日間だが楽しませてもらえた。
6月中旬から、庭の草刈りに力を入れている。毎朝午前中約4時間はやっている。傷めた指はよくなったわけではないが、自分の家の庭に立ち入ることができなくなっている場所がたくさんできてしまっているので、まずは通れるようにしなければならない。
医者へ通うなど予定のある日を除き、ほぼ毎日やっている。
当然のことながらとても疲れるし、腰も痛くなるので、別途ウォーキングやストレッチが必要だ。午前中4時間もやれば、午後暑い時間は休息が必要で、それからウォーキングやストレッチに出て行く。1日はそれだけで終わってしまう。
写真はそうした庭仕事の合間に撮ったもので、かなり溜め込んでいるが、整理してブログに載せている時間的余裕がない。熱い陽射しの中、働けば疲れるし、午後は眠ってしまうことも多く、ウォーキングやストレッチは夕刻になることが多い。そんな日常である。
咲きそろって賑やかになるのは7月3日からである。
次回の7月3日後半の写真はかなりお楽しみいただけると思う。
本日はブログ「小肥りじいさんが見た風景」の小肥りさんのための「説明用」のための記事と写真です。
わかりやすくするためオンリーの目的でトリミングしてあります。

さて、1枚目、全体を取り囲んでいる周囲の装飾花の中央に、青い丸い粒々がたくさん見えて一見きれいですが、粒々のひとつひとつは花のつぼみであって、花はまだほとんど開花していません。
こういうアジサイをガクアジサイ(額紫陽花)といいます。周縁を装飾花が額縁のように取り囲んでいることから付けられた名前です。
囲まれた内側の花が咲いた状態というのは、2枚目の写真のような状態になったときに「花が咲いた」と言います。
1枚目の「粒々」はひとつひとつの花のつぼみで、これが咲いたら初めて、「ガクアジサイ(額紫陽花)の花が咲いた」と言えます。
なお、花のモデルは自宅庭のガクアジサイで、1枚目は5月30日、2枚目は6月6日の撮影でした。
次回以降、また通常の記事に戻ります。

6月5日、アジサイを撮影しようとしていたら、ヒノキの幹を伐ったときに置きっぱなしにしておいた台の上に鉢が載っていて、その鉢ににコモチマンネングサが繁殖しているのを見つけた。
玄関付近の鉢にあった、と記憶していたのに、さっぱり見ないので、絶滅してしまったかと思っていたが、かみさんがその鉢を移動させていたらしい。
午前中、なかなか上手に撮影できず、午後になってもう一度再挑戦した写真を掲載しよう。
コモチマンネングサについては、知っているつもりでいたが、Wikipediaによると、「葯には花粉ができないことが多く、種子ができることもほとんどない」とのこと。なるほど今回マクロ撮影を試みた結果でも、2枚目の写真の花の様子では葯に花粉ができているようには見えない。
また「比較的乾燥した背の低い草地に生える。この類(マンネングサの仲間)は岩の上など他の草の生えない乾燥した環境に生じ、表面を覆う密な群落を作るのが普通だが、この種(コモチマンネングサ)はそういう場所では見られず、より湿った、他の植物も生えるような地面に見られる」とある。
これも十分納得できる。
わが家のツルマンネングサや先日紹介したオカタイトゴメは、コンクリートの割れ目、レンガの隙間などが大好きだが、コモチマンネングサはそういうところでは繁殖しない。
鉢の上の柔らかい土の上に広がっていて、その鉢をかみさんが移動させたから、私は「どこへ行った? 絶滅してしまったのか」と探していたのだ。
さて、コモチマンネングサ(子持ち万年草)の名は、ムカゴができて、それが地面に落ちることによって繁殖することによる。
しかし、1枚目、2枚目のの写真を見ても、どれがムカゴなのかわからない、という方も多いだろう。
そこで最後(3枚目)の写真を御覧いただきたい。
中央にある「ガマグチの蓋を開けた上にもうひとつ小さなガマグチが蓋を開けているようなもの」がムカゴの完成した最終の姿だ。梅雨時になると、これがポトリと地面に落ちて、それで増える。
だから1枚目と2枚目との写真を見て、花はもう傷んでいるように見えるではないか、という心配はいらないのだ。種(タネ)で増えるのではなくて、基本的にムカゴで増える。1枚目、2枚目の写真をざっと見ても、ムカゴはできかけているけれど、「二重のガマグチの蓋」にはまだなっていなくて、できかけのものが多い。梅雨はまだ、これからであるし、花はどうせ役に立ってはいないのだから、それでよいのだろう。