fc2ブログ

白金台・自然教育園のムクロジの黄葉 2023.01.22 -- 1

2023.01.22(19:30)

20221208 自然教育園 ムクロジの黄葉1ブログ用

はるか上空を眺めれば、たとえばこの記事のムクロジ。上のほうは陽が当たるので黄葉は美しい。でも、ムクロジはあまりにも巨木で、どう撮影したものか、と迷います。

迷いながらも挑戦してみました。

1枚目、一眼レフと70~300mmの望遠レンズの組み合わせ。比較的低い木の枝を狙ったので、実態は135mm。望遠レンズを上へ向けて左手で支えても、手はあまり震えることもなく、撮れました。葉の様子はくっきりとわかりやすく撮れています。

22021208 自然教育園 ムクロジの黄葉2ブログ用

2枚目、90mm固定焦点のレンズでかなり高い枝を狙った写真。雰囲気はよく出ているけれども、「これはムクロジの黄葉です」と言われて「あ、そうか」と納得する程度の写真でしょうか。

20221208 自然教育園 ムクロジiPhoneブログ用

3枚目、巨木のムクロジを iPhone13Proの広角レンズで撮影したもの。全体像は見えてきても、細かくなりすぎて、案外と巨木の感じは出てきません、じっと眺めてみても、ムクロジだかなんだか、わからない黄葉を見せられている感じでしょう。

諦めずにいろいろとやってみましたが、1、2枚めのセットで雰囲気を察していただけるかな、という程度。難しいです。

あとやってみるべきは、2枚めのモデルの巨木を、望遠レンズの300mmで撮影してみること。そのためには、一脚か、三脚か、何かの支えを購入しなければ無理というもので、金銭的投資と、たっぷりした余裕時間が必要です。

保育園の迎えの時間に間に合うようにするために「早く帰らねばならない」というような時間的制約があっては、落ち着いてよいショットを狙うことはできそうになく、一方で、私はさらに筋力を取り戻し、前向きの精神力も取り戻す必要があるでしょう。



ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) 2023.01.21 -- 1

2023.01.21(19:00)

20221208 自然教育園 ヒヨドリジョウゴの果実1ブログ用

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)は、自宅の近くでも花はよく見つかるが、果実はなかなか見つからない。住宅の多い地域では、蔓草は嫌われてすぐに刈られてしまうのだ。だから、果実の写真は横浜市こども植物園で撮影できた一度しかブログに載せたことがない。

今回は比較的上質の写真で、私としては結構嬉しい。昨年12月8日白金台・自然教育園での撮影だ。

この果実は見た目はとても美味そうに見えるが、有毒だそうで、毒性はかなり強力だそうだ。こんなに美しいのに。ナス科ナス属の多年草で、花を見ればナスの仲間だとすぐわかる。

本日は久しぶりのSanPoの会に参加した。本日は写真1枚でご容赦願いたい。


初冬を迎えたサルトリイバラ 2023.01.14 -- 1

2023.01.14(19:00)

22021208 自然教育園 サルトリイバラ1ブログ用

昨年12月8日に白金台・自然教育園で撮影したサルトリイバラです。

毎回書いていますが、今年は出遅れたので、サルトリイバラの果実はかなり傷んできています。

しかし、初冬になってから撮影すると、いままで見えなかったものも見えてきます。

20221208 自然教育園 サルトリイバラ2ブログ用
1、2枚めともに、中央やや右上に、冬芽ができ始めているのです。
下記のリンクをご覧ください
なかなか魅力的でしょう?
20171101 自然教育園 サルトリイバラ(20230114補正)ブログ用

ラストの写真は2017年11月1日に同じ自然教育園で撮影したサルトリイバラの美しい果実ですが、11月初旬の美しい果実が、本日の写真のように枯れてきて、そしてまた春を迎えることになります。

今年私が出遅れたために、サルトリイバラの姿がどのように変わっていくか、それが明らかになったわけです。

年老いてもう1枚目、2枚目のような姿になってきた私ですが。こうして最盛期の子どもたちと、これからの孫たちに引き継いでいくのだ、とそんな気分になってきております


白金台・自然教育園のサネカズラ(実蔦) 2023.01.12 -- 1

2023.01.12(19:00)

20221208 自然教育園 サネカズラ1ブログ用

一昨日の記事と同じ白金台・自然教育園から、もう一度「赤色の果実」の記事です。本日は「サネカズラ」(実蔦)。

20221208 自然教育園 サネカズラ2ブログ用

自然教育園では、私はサネカズラの大きな木のあるところを憶えていて、いつもそこで撮影します。雄花も、雌花も、そこで撮影していました。

20221208 自然教育園 サネカズラ3ブログ用

この日はずいぶんとびっくりしました。アチラコチラの場所でサネカズラの果実が見つかるのです。こんなたくさん、サネカズラの木があったのか、と驚きました。

私が出遅れて、秋というよりは初冬になってから歩き始めたので、例年とは見える景色が違っているのです。

20221208自然教育園 サネカズラ4ブログ用

場所によっては、コクサギの木とセットのようにしてサネカズラの実が見つかります。おそらくは、その地域ではコクサギが多く、サネカズラも多いので、蔓性のサネカズラがコクサギに巻き付いていても、コクサギの葉が生い茂っている頃はサネカズラの花や果実が見えていないのでしょう。コクサギの葉が散って、サネカズラが見えるようになったのだ、と思われます。

20221208 自然教育園 サネカズラ5ブログ用

最後の写真、細い蔓性の枝がサネカズラだったと記憶しています。葉をつけているのがサネカズラ。巻き付かれているのがコクサギで、コクサギの果実が見えています。

 ====================================================================================

ほかにもうひとつ収穫。この日、望遠ズームを持っていて、近めの距離では100mmマクロ。遠い距離では望遠ズームと決めて写していたのですが、サネカズラの果実を写し始めたら、ずいぶん続けて見つかるので、レンズを取り替えるのが面倒になり、望遠レンズでサネカズラの果実も撮影するようにしてみました。70mm~300mmのズームだから、70mmでも少し自分が距離をとれば、ちゃんとサネカズラの果実が写せるのです。しかも100mmマクロよりも背景がよくボケて、背景処理が簡単。

いまさらながら、こういう使い方もあるんだ、と自分のレンズを再認識したのでした。



ヤブコウジ(十両)とカラタチバナ(百両) 2023.01.10 -- 1

2023.01.10(19:00)

【ヤブコウジ】(十両)
20221208 自然教育園 ヤブコウジ(たぶん)1ブログ用

マンリョウ(万両)とセンリョウ(千両)は家にあるから、ヒャクリョウ(百両)だのジュウリョウ(十両)だの、「小銭はどうでもいい」と思っておりましたが、見分け方を憶えていない、というのも困るので、12月8日の白金台・自然教育園で、写真を撮りつつ憶えてしまおう、と心掛けました。

最初に基礎データ。

ヤブコウジ(藪柑子)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。別名:十両(ジュウリョウ)。

カラタチバナ(唐橘)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。別名:百両(ヒャクリョウ)。

写真は最初の3枚がヤブコウジ(十両)です。

20221208 自然教育園 ヤブコウジ2ブログ用

さて、白銀台の自然教育園ですが、これらはもとも野生植物ですから、名札のない場所にも勝手に出てきているので、見分けなければなりません。写真はいろいろと調べながら確認しましたが、間違いはない、と思います。

20221208 自然教育園 ヤブコウジ3ブログ用

基本的には、葉の様子を間違えなければ混乱することはないようです。写真は葉の様子がわかるように撮りました。


【カラタチバナ】(百両)

20221208 自然教育園 カラタチバナ1ブログ用

今回、ネットをあれこれ検索してみて気が付きましたが、両者とも、園芸植物として育てると、もっと見栄えのする鉢植えなどになるようです。小銭でもばかにならない美しさがあるように思います(笑)。

初冬の季節、赤い実がたくさん垂れ下がる植物が庭にある、というのは、鉢植えでも結構楽しめるでしょう。

20221208 自然教育園 カラタチバナ2ブログ用

自宅には、もともとマンリョウがありましたが、ジューンベリーの樹の下に、何の鳥かわかりませんが、マンリョウとシロミノマンリョウを落としていきましたので、近日中に紹介したいと思います。シロミノマンリョウは、実の大きい、かなり美しい絶品です。



イイギリの果実 2022.12.22 -- 1

2022.12.22(19:50)

20221214 小石川植物園 イイギリブログ用

小石川植物園にイイギリの雌木があって、赤い実が美しいと聞いていたが、長い間ずっと見つけることができなかった。

その理由だが、あまりにも巨大な樹木に育ちすぎて、教えられた場所の近くまで行くと、付近の様々な木が邪魔になって、上を見上げても見えない、ということなのだった。

12月14日、離れた位置からなんとなく見上げたら見つかった。この日、70〜300mm の望遠レンズを持っていたので、遠くから最大300mmで狙ってみた。それでもズームが足りないので、半分くらいにトリミングしてある。ピントがやや甘いのはご容赦いただきたい。

なんとなく、ごちゃごちゃして、枯れ枝だの枯れ葉だの、ゴミが残っている感じだが、巨木なので、きれいに整備するなど不可能なのだ。

20171124 慶応病院 イイギリブログ用

1枚目がわかりにくいだろうと思い、2017年11月14日撮影の信濃町・慶応病院のイイギリの写真を載せることにした。iPhoneの写真だが、モデルの状態もよく、かなり美しく撮れている。

ところが、慶応病院はこの3年間ほど新ビル建設のために大々的な工事を行っていて、その余波はこのイイギリ付近にも及び、現状では枝などを詰められて、やや貧弱な状態であり、あまりよいモデルではなくなってしまった。

最近の例では、大泉学園駅に近い「牧野記念館」でイイギリの木を見ている。そもそもは牧野富太郎博士の自宅の庭だったところで、植えた樹木は剪定などせずにそのまま放置。だから、赤い実ははるか上のほうにぶら下がっていて、とても絵にはならない。


《イイギリの雌木の雌花》

クリックしてください → イイギリの雌花

リンクを設けたのは、自然教育園で見つけたイイギリの雌木の雌花である。

入場券売り場を通る前の、隣地との境界だった場所だ と記憶している。リンクの写真の木が結実したなら、よい位置で赤い実を撮影できたはずだが、伐られてしまったのか、その後いくら捜してもこの木は見つからないのだった。


ノダケの果実 2022.12.17 -- 1

2022.12.17(21:00)

22021208 自然教育園 ノダケの果実ブログ用

12月8日、白金台・自然教育園の水生植物園付近で撮影しました。

ノイズだらけの写真なので、ノイズを避けて上の方だけをトリミングして提示していますが、下部にはセリ科シシウド族らしき特徴が見えているので、アシタバかシシウドかノダケだろうと思われます。

アシタバは自宅と近所で観察していてよく知っているし、シシウドなら花の一房ごとに果実も一房ずつ広く離れて別れているはずなので、この程度の別れ方(離れ方)はノダケだろうと推定しました。

自宅から遠い場所の植物の果実の変化をずっと追いかけてはいられないので、私はまだ理解が足りないのですが、12月6日の YAKUMA さんの記事の写真の若い果実が、やがて白っぽく変化して、当記事の写真のように見えるようになる、ということでよいのでしょうか?



ムラサキシキブの果実 2022.12.16 -- 1

2022.12.16(20:15)

20221208 自然教育園 ムラサキシキブ果実1

ムラサキシキブの果実のよい写真が撮れました。12月8日の国立科学博物館附属自然教育園内です。

12月14日の小石川植物園でも見ていますが、自然教育園のムラサキシキブの果実ほどには、美しくありませんでした。

20221108 自然教育園 ムラサキシキブ果実2

かなり大きな木で、見上げるようにして撮影しています。

じつは、12月8日に自然教育園、9日に横浜市環境活動支援センター及び横浜市こども植物、14日に小石川植物園、15日に横浜山手西洋館のクリスマス飾りめぐり、遠方に出かけないときは根岸森林公園周辺など、活動を再開しておりまして、サッカーのワールドカップもあるものですから、忙しすぎてブログに手がまわない現状です。

20221208 自然驚異園 ムラサキシキブ果実3

写真はたくさん撮れていますので、少しずつでもブログに載せていこう、ということで、まずはムラサキシキブの果実の写真です。



ヤマコウバシ(山香ばし)の紅葉 2021.12.08 -- 1

2021.12.08(21:35)

20211125 自然教育園 ヤマコウバシの紅葉1ブログ用

 ヤマコウバシ(山香ばし)の記事は3回目だ。
 いつも撮影するのは横浜市こども植物園で、たまに枝が垂れてくることがあり、そのチャンスを狙う。
 2016年4月8日は雌花のマクロ写真、2021年8月27日は果実の写真を撮った。
 今回の紅葉の撮影は2021年11月25日の白金台・自然教育園である。

 そもそも日本には雌株しかない、と言われていて、どの株もひとつの株のクローンだということが知られている。
 それがなぜか結実する。
 「雌株しかなくて、雌花しかないのに、なぜ実がなる」というのか。諸説あって学者先生のあいだでも議論がされている。
 そんなやっかいな木だが、今回は白金台の自然教育園で紅葉を撮ることができた。
 渋い褐色に紅葉した葉が、陽の光を照り返すとじつに美しい。
 1枚目は順光、2枚目は逆光である。

20211125 自然教育園 ヤマコウバシの紅葉逆光2ブログ用

 さほど大きな木ではなく、ヤマコウバシの紅葉を「美しい」と広めたいが、この味わいを写真で伝えてみなさんに納得していただけるように撮影するのは、現場の向き、立ち位置などからじつに難しい。
 これが精一杯だった。
 なお、2枚とも、よく見ると黒い果実もちゃんと写っている。

 クスノキ科クロモジ属の落葉低木。和名は。枝を折るとよい香りがするから、だそうだ。


ムクロジ(無患子)の黄葉 2021.12.08 -- 1

2021.12.06(20:30)

20211125 自然教育園 ムクロジの黄葉1ブログ用

 ムクロジの黄葉の美しさを初めて知ったのは神代植物公園だった。果実のおもしろさも深大寺の境内で憶えた。
 その後いろいろな寺院の参道などで「あ、ムクロジがあるぞ」と美しい黄葉を見つけることが多かった。
 横浜市こども植物園では崖下から大きな木が伸びていて、こども植物園で雄花、雌花を憶えた。幹は崖下で近づけない。

20211125 自然教育園 ムクロジの黄葉2ブログ用

 さて、今回の自然教育園は大木である。
 2枚とも見上げて望遠レンズで撮影している。不自然な姿勢のため重さで手が揺れる。
 だから、絞り優先だが最初からISOを高めに設定して、結果的にシャッター速度が速くなるようにしている。
 逆光で陽が透けた葉は美しい。

20211125 自然教育園 ムクロジの大木の幹ブログ用

 初めて幹をしげしげと眺めた。こんなふうに裂けて剥がれるのは老木の特徴らしい。


白金台・自然教育園

  1. 白金台・自然教育園のムクロジの黄葉 2023.01.22 -- 1(01/22)
  2. ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) 2023.01.21 -- 1(01/21)
  3. 初冬を迎えたサルトリイバラ 2023.01.14 -- 1(01/14)
  4. 白金台・自然教育園のサネカズラ(実蔦) 2023.01.12 -- 1(01/12)
  5. ヤブコウジ(十両)とカラタチバナ(百両) 2023.01.10 -- 1(01/10)
  6. イイギリの果実 2022.12.22 -- 1(12/22)
  7. ノダケの果実 2022.12.17 -- 1(12/17)
  8. ムラサキシキブの果実 2022.12.16 -- 1(12/16)
  9. ヤマコウバシ(山香ばし)の紅葉 2021.12.08 -- 1(12/08)
  10. ムクロジ(無患子)の黄葉 2021.12.08 -- 1(12/06)
次のページ