
琴音(ことね)は京成バラ園が2002年に作出したフロリバンダ系のバラです。
中心部がアプリコット色が強く、周辺に行くと淡い色になります。
27日から取材に専念して予約投稿が続きましたが、明晩から、当ブログは通常の体制に復帰する予定おります。

カージナル・ド・リシュリュー Cardinal de Richeliew とはすごい名が付けられました。ダルタニャンや「三銃士」と敵対した枢機卿です。1840年の作出年が書かれていましたから、これもオールド・ローズで、昨日と同様ガリカ種だそうです。
27日より31日まで、一晩一品種、写真一枚のみの記事となっております。

27日夜から5月31日(金曜日)まで、取材に専念する予定でおります。
5日間の記事は、日大生物資源科学部の薔薇の中から、今年とくに気に入った品種を紹介しています。
一晩一品種、写真一枚のみで準備しました。
ベルイシス(belle Isis) はベルギーのバラで1845年からだそうです。オールド・ローズですね。名前の意味は美しいイシス(エジプトの女神)でしょうか。
「フルーツ系の香りがすばらしい」と説明札にあって、香りも楽しみました。憶えていられないですけど…(笑)
ガリカ(Galica Rose)種のひとつだということのようです。ガリカ種とは、『オールドローズの系統の一つ。ロサ・ガリカを基本種とする。古代より、薬効のあるバラとして利用された。フランスで多く栽培された歴史があるため、「フレンチ・ローズ」の別名がある』と「薔薇の用語辞典」というサイトに説明がありました。

昨晩から5月31日(金曜日)まで、取材に専念する予定でおります。
5日間の記事は、日大生物資源科学部の薔薇の中から、今年とくに気に入った品種を紹介しています。
一晩一品種、写真一枚のみで準備しました。
さて、「桜貝」とはまたうまく名付けたものです。限りなくなめらかな肌合いの桜貝色ですね。
京成バラ園が1996年に作出したフロリバンダ系のバラ。1本の茎から5輪ほどの花を咲かせるのだそうです。

今晩(5月27日)から、5月31日(金曜日)まで、取材に専念する予定でおります。
5日間の記事は、日大生物資源科学部の薔薇の中から、今年とくに気に入った品種を紹介いたします。
一晩一品種、写真一枚のみで準備しました。
今晩は、ラヴァ・グルート。形の整ったビロードレッドのばらです。
ドイツのコルデス社が1978年に作出したフロリバンダ系の薔薇。
Lava Grut は「溶岩の炎」という意味だそうです。ぼくはドイツ語はわかりませんが、上のスペルで海外サイトのバラ関係のサイトがヒットし、翻訳にかけましたから、間違いはないでしょう。
【カルガモの親子】(5月10日)

春と秋のバラのシーズンを楽しみにして、日大生物資源科学部のバラ園に通っています。
駅からの近道はキャンパス内を通るほうが楽なので、卒業生の父兄だからと自信をもって通行させてもらっています(笑)。
校舎の谷間に、四角形の枠のような形の小さな池がありまして、そこにはご覧の通り。
学生たちが群がって大人気のカルガモ親子です。

長男の話によると、毎年ここで雛を孵すのだそうです。餌などは獲れるはずもないコンクリート製の池ですから、たぶん頼りは学生たちの施しのはずです。
元気に育つことを祈りましょう。

急なシャッター・チャンスに驚いて、最初はあわてていましたが、カメラマンも落ち着いてきました(笑)



【バロン・ジロー・ド・ラン】(Baron Girod de l'Ain)

日大生物資源科学部を話題にしているので、藤沢の六会にあるバラ園から、ぼくが「わが家のレパートリーに加えてほしい」とかみさんに申請しているバラをひとつ、紹介させてください。
フランスの品種で1897年から続いているオールド・ローズ。「紅紫色にくっきりした白の縁取り。オールドローズ系の中では花付きもよく、返り咲きもあるので人気」だそうです。

「Baron Girod de l'Ain」は、フランスの Wikipedia を覗いてみると、実在の人物。警視総監としてジロ·ドゥ·アインは、政治団体の会合を禁止しようとした? そんな人物がなぜバラの名前に? やっぱりわかりません。
あずき色の花に白い縁取りというのはたいへん目立つので、一度見たら忘れられません。

余談 : 一週間ぶりに根岸森林公園を巡回してきました。
「馬の博物館」がバラに名札を立ててくれていました。
見てまわっていたら、一昨日紹介した「ジュリア」の札があります。
花はまだ咲いていなくて、つぼみがふたつ。楽しみです。

バラ園を巡っていると、「ハイブリッド・ティ・ローズ」(HT)とか、フロリバンダ系(FL)とかいう分類がよく目に付きます。
歴史を書くとかえって訳がわからなくなるのでやめておいて、眺める側の直感的感覚から表現します。
ハイブリッド・ティという系統は、だいたい一点豪華主義で、花が大きく、見映えがします。伸びたひとつの枝にはひとつの花が咲きます。
これに対して、フロリバンダ系のバラは、中輪の花が多く、枝分かれをして、伸びたひとつの枝にたくさんの花を咲かせます。ポリアンサという種類とハイブリッド・ティを交配して作られた、と言われています。
上は「桜貝」、京成バラ園が1996年に作出したフロリバンダ系のバラです。
今日のバラはすべてフロリバンダ系です。

バラ園を巡るようになって三年ほど、最初は豪華なハイブリッド・ティに目が行きます。変わった色合いの新種が作られていて、映画俳優や政治家、皇室関係の名前が付けられているものが多くあり、話題性もあります。
そのうち、なんとなく飽きてきて、フロリバンダ系の魅力に惹かれるようになります。
自分の家で育てるならフロリバンダ系を主流にしたい、と思うようになってきます。
上は「ラバグルート」、ドイツのコルデス社が1958年に作出したバラ。ラバグルートは「溶岩の炎」という意味だとか…。

上の「アイスバーグ」は終わりかけだったため一輪しか写っていませんが、ほかの画像では、どれも伸びた枝から細かく分かれてたくさんの花を付けている。そんな感じの咲き方をしていたら、それがフロリバンダ系と憶えると、さほど間違いはありません。
「アイスバーグ」はわが家でも育てました。大好きなバラのひとつです。1958年ドイツのコルデス社作出のフロリバンダ・ローズ。別名「白雪姫」。開くまでにいろいろな形を見せて楽しませてくれます。シベが見えるのは開ききった状態です。

「ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ」 フランスのメイアン社2000年作出。故グレース王妃の夫君であるモナコのレニエ三世大公の即位50周年記念に捧げられたバラだそうです。
「ジュビレ」は「50年祭」、「デュ」は多分「du」 =「de+le(定冠詞)」で、「ドゥ」は「de」、英語の「of」にあたります。赤と白はモナコ公国の国旗の色だそうです。

「マチルダ」フランスのメイアン社、1988年作出。
ふつうもっと開いて色が薄くなったところの写真が多いですが、開き始めもきれいだな、と思いました。

「ほのか」 京成バラ園が2004年に作出。

「ザンブラ93」 フランス のメイアン社1993年作出です。
解説によると「ザンブラ」とはジプシー祭りのこと。転じて大騒ぎを意味する。気候、生育条件によりピンクが強く出る」とのことでした。
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昨日は朝から一日中慶應病院にいました。
待ち時間に「新宿御苑」の日本庭園を見てきました。11月1日〜15日まで「菊花壇展」というのをやっています。日本庭園内各所に上屋を設け、古くからの様式・流儀で育てて飾り付けた、いろいろな菊の展示が行われています。
コンパクト・デジカメをかみさんに貸したのでカメラがなく、ご紹介できないのが残念です。
いろいろな品種、さまざまな見せ方の流儀があるのがよくわかりました。
「大菊」以外は昨日は少し早すぎました。11月7日頃に行かれると、たっぷりと楽しめるのではないか、と思われます。
日大生物資源科学部(藤沢市六会キャンパス)のバラ園は、この生物資源科学部へ通っていた長男から教わりました。卒業後も父兄はせっせと通っている、という次第です。
【スヴニール・ドゥ・アンネ・フランク】(Souvenir de Anne Frank)

「アンネのバラ」(Souvenir de Anne Frank アンネの思い出)は、アンネ・フランクと同様に強制収容所に入れられたベルギーのバラ育種家デルフォルグさんが1960年作出したバラ。アンネの遺志を伝えるために活動していた父、オットー・フランクさんに贈られ、オットーさんが日本に紹介したそうです。フロリバンダ系四季咲き。
先日、hirugao さんのブログ「時を紡いで」で紹介されていました。
【バター・スコッチ】

アメリカ J&P社 1986年作出。四季咲きのつるバラで、クリーム色と茶色が混ざったような花弁が美しく大好きなバラです。わが家でも育てています。
日大のバラ園では終わりかけていまして、残念でした。かなりの早咲きのようです。
【バロン・ジロード・ラン】(Baron Girod de l'Ain)

フランスの品種で1897年から続いているオールド・ローズ。「紅紫色にくっきりした白の縁取り。オールドローズ系の中では花付きもよく、返り咲きもあるので人気」だそうです。
「Baron Girod de l'Ain」は仕方ないのでフランスの Wikipedia を覗いてみると、実在の人物。警視総監としてジロ·ドゥ·アインは、政治団体の会合を禁止しようとした? そんな人物がなぜバラの名前に? やっぱりわかりません。
【アストリット・グレーフィン・フォン・ハルデンベルグ】(Astrid Grafin von Hardenberg)

2001年ドイツ、タンタウ社作出のハイブリッド・ティーローズ。濃黒赤紫色が魅力的です。
ドイツ語の名前の由来は、どなたかに解説していただきたいです。
【ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ】(Jubile du Prince de Monaco)

解説の板にプリンスではなくプリンセスとあるのは明らかな間違い。フランスのメイアン社2000年作出。故グレース王妃の夫君であるモナコのレニエ三世大公の即位50周年記念に捧げられたバラだそうです。
ちなみに「ジュビレ」は仏語辞典を調べたら「50年祭」、「デュ」は多分「du」 =「de+le(定冠詞)」で、「ドゥ」は「de」、英語の「of」にあたる。赤と白はモナコ公国の国旗の色だそうです。
原語の意味を調べないまま伝聞で名前だけを憶えるようなことをやっていると、インターネット時代には間違ったまま広まるので注意が必要ですね。
【ヨハン・シュトラウス】

1996年フランス、メイアン社作出。中心が色濃く染まるアイボリー色で、丸弁平咲き。房咲きで花立ちが多いようです。
【レダ】(Leda)

1827年以前からのダマスク・ローズ。
ギリシア神話のスパルタの王妃の名前をもらったバラで、レダはいわゆる「トロイのヘレン」の母親。ピンクベースの品種(ピンク レダ)があり、ホワイトベースのこちらはホワイト レダとも呼ばれるそうです。
ダマスクローズとは、とくに濃厚で甘い香りを持つことからローズオイルなどの原料とされてきたバラだそうです。
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昨日に引き続いて5月23日の写真です。5月はまだ残っていますが、いつまでもやっていられないし…。

日大生物科学資源部バラ園のシリーズで最初に紹介したバラ「バタースコッチ」は、黄色味があって、茶が混じるという雰囲気だったが、こちら「ジュリア」は、あまり黄色味を感じない。
花弁に多少フリルが掛かったような花のかたちが美しく、古風な味わいがある。
英国の Wisbech Plant Co. が1976年に作出したバラ。

【椎の木の花】 (本牧山頂公園から)

本牧の中図書館で本を借りたり返却したり…、晴れていれば本牧山頂公園に立ち寄る。
こちらは何らかの種類の椎の木だと思うが、ドングリを確認していないし、この公園とはまだ丸一年と少しの付き合いなので、詳細はわからない。
ただ、花がきれいに開いて垂れ下がった様子がいいな、と思った。
【本牧のマンション群と埠頭のクレーン】

本牧山頂公園は大きな木も残っているが、その合間から見える景色はご覧の通りだ。
見えているクレーンは、たぶん下のクレーンと同じで、南本牧埠頭コンテナターミナルのものだ、と思われたが、数が合わない。別のコンテナ埠頭かも知れない。
なお、下の写真は J-Power のボイラー棟の上から2月に撮影したものだ。

【十文字洞 ~ 荒崎を歩く(2) 】

上の写真は「荒崎」の「十文字洞」と名付けられた海食洞だった、と思う。もしかすると別の海食洞だったかも知れない。
「十文字洞」は、内部で四方からの洞窟が繋がっているため、このような名前が付けられたもののようだ。昨日の「荒崎を歩く」の荒崎の写真の最後に登場したのは間違いなく十文字洞だった(と思う)。

周囲を巡って覗き込むと、このような写真も撮ることができる。
モミジイチゴだかカジイチゴだかわからないが、洞窟の前で実がなっている。

ここへきて「津波注意」の看板を見たが、荒崎の登り道が見つかるまで岩場を渡っていかなければ逃げ道はない。道から離れて海に近づいて遊んでいて地震が起きた場合、避難にはかなり時間が掛かる、と思われる。考えてみれば、この時期を考えると危険なハイキングだったとも言えよう。
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本日は、東京国立博物館平成館で『写楽展』を楽しんできた。
写楽の対抗馬とされた浮世絵師たちの作品もたくさん展示されていて、寛政の頃の江戸の庶民のエンターテインメントがどのような様子であったかまでよくわかり、充実した美術展となっていた。