2020.04.02(20:00)

撮 影 日:2020.03.21
撮影場所:横浜市環境支援センター・駐車場
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
新型コロナウイルス騒ぎのため、花散策は専ら市内の近隣のみとしているので、撮影している写真もさほど多くない。
そうなると、写真が多ければさらっと見逃していたはずのショットもじっくり見直すことになる。
この写真も、ほかに花々の写真が多ければ、取り立てて注目することはなかっただろう。
横浜市環境支援センター と こども植物園の共同駐車場は、崖の上にあり、崖下から大きな木々が枝を伸ばしてきている。
まず枝を見ると、花序ができはじめている。
この木は何だろう? コナラだろうか、と崖下を覗き込んだ。
この幹の様子、樹肌の様子はなんだかアカシデのような気がする。
そういえば、ちょうどこの位置くらいのところで、アカシデの雌花を撮影したことがあった、と思い出した。
まあ、十中八九アカシデだろう、と見当を付けたところで、トップの写真に写っているこれは、いったい何なのか。
撮 影 日:2019.04.03
撮影場所:横浜市環境支援センター・駐車場
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
調べてみると、昨年もこの駐車場で、上の写真のように ほとんど同じようなものを撮影していたことが判明した。
虫こぶか? と見当を付けてネットを検索。
アカシデの虫こぶというと、小さな突起がいくつも集まったような形状のものがよく知られているらしい。
それは「アカシデメムレマツカサフシ」というそうだ。
このような塊(かたまり)状のものは「アカシデメフクレフシ」というらしい。
「アカシデメムレマツカサフシ」を形成するフシダニと同属の種が作るのだそうだ。
虫こぶを採取して肉眼では困難と言われるほど小さなフシダニを確認するほどには、私は熱心ではない。
とりあえずはこの塊がが何者か確認できたので、それでよしとしよう。
《追記》
「アカシデ_虫こぶ」で検索していたら、いつもお世話になっている山ぼうしさんのブログがヒットした。
宿主名+形成部位+形状+フシ(エイであることを示す言葉)となっている、という。当てはめると、アカシデ+芽+群れ松かさ(群れた松かさのよう)+フシ となる、という。
ということは、私のこの記事の虫こぶ 「アカシデメフクレフシ」の名称は、アカシデ+芽+膨れ+フシ だろうか…。
〈追記の追記〉
追記の前の記事本文は「アカシデメフクレフシ」と書いていたのに、追記ではつい、「アカシデメムレフクレフシ」と書いていたので、「ムレ」を取って訂正しました。
コメント
こんばんは。
私なら簡単にスルーしてしまいますが・・・。
好奇心・探求心が強いようですね。
そうこなくっちゃーとは思いますが、中々そこまで熱心にはなれない私です。
【2020/04/03 17:57】
| hiro-photo #Bc.7XZ4s |
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そうなんですか~
もうこの辺りになるとわかりません。
今日も晴れました、ママ(お嫁ちゃん)がいるので出かけてきます。
【2020/04/03 10:27】
| hirugao #J7S1TTU6 |
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多摩NTの住人 さん、
ムレは付けず、でしたか。ありがとうございます。
ブログ記事だから一応は調べながら書きましたが、ネットの記事も書いた人により、結構混乱しているようでした。
虫こぶの名前というのは、たとえ自分で記事を書いたにしても、とても憶えられません。アカシデだけでなく、変な名前のものがいっぱいありますし。
【2020/04/02 21:46】
|
ディック #- |
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アカシデは見るポイントがたくさんあって面白い樹ですね。私も調べてみるとアカシデメムレマツカサフシを撮っていました。写真の虫こぶは「アカシデメフクレフシ」で良いと思います。(ムレは付けず)
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/29/2717bd49341ec0cb0c732df02d392450.jpg
【2020/04/02 21:37】
|
多摩NTの住人 #rId1tC1Q |
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